適応
急性ポルフィリン症患者における急性発作症状の改善 注意
1)臨床症状及び生化学検査等により急性ポルフィリン症と診断された患者に投与
2)急性発作の予防効果は未確認→予防的には使用不可
用法
3mg/kgを1日1回,4日間点滴静注.但し,1日あたりの投与量は250mgを超えない
禁忌
過敏症
注意
〈基本〉
①投与時に血管炎,静脈炎が発現→観察を十分に行い,異常の際は,投与部位を変更等処置
②1Aあたり21.4mgの鉄を含有.再投与による鉄蓄積の懸念→血清フェリチン値等の鉄の体内蓄積量に関する検査を行い,鉄過剰が疑われる場合には,必要に応じて瀉血等の処置
③1Aあたり1gのエタノールを含有→問診等により投与の可否を判断し,投与後は患者の状態を十分に観察
➍貴重な人血液を原材料として製剤化.原材料となった献血者の血液については,HBs抗原,抗HCV抗体,抗HIV-1抗体,抗HIV-2抗体及び梅毒マーカーが陰性であ