適応
1肝機能検査(血漿消失率,血中停滞率及び肝血流量測定):肝疾患の診断,予後治癒の判定
2循環機能検査(心拍出量,平均循環時間又は異常血流量の測定):心臓血管系疾患の診断
3血管及び組織の血流評価
4乳癌,悪性黒色腫のセンチネルリンパ節の同定
5肝外胆管の描出
注意センチネルリンパ節生検は,十分な知識と経験を有する医師の下で,実施が適切と判断される症例において実施.症例の選択にあたっては最新の関連ガイドライン等を参照し,適応となる腫瘍径や部位等について十分な検討を行う
用法
1血漿消失率及び血中停滞率測定:0.5mg/kg相当量を注射用水で5mg/mL程度に希釈し,肘静脈から30秒以内に症状に注意しながら徐々に静注 肝血流量測定:25mgをできるだけ少量の注射用水に溶解後,生食液で2.5~5mg/mLに希釈し3mg相当を静注.その後引き続き0.27~0.49mg/分の割合で約50分間採血が終わるまで一