適応
十分に運動負荷をかけられない患者において心筋血流シンチグラフィによる心臓疾患の診断を行う場合の負荷誘導 注意
1)国内承認前の臨床試験成績は201Tlを使用した成績
2)使用は心筋シンチグラフィ施行時に限る
用法
120μg/kg/分 6分間持続静脈内投与(総投与量0.72mg/kg) 注意
①シリンジポンプにより持続静脈内投与.又,体内に急速に注入されることを防ぐために,原則として本剤及び放射性診断薬は別々の投与経路を確保
②持続静脈内投与開始3分後に放射性診断薬を静脈内投与.本剤の持続静脈内投与は放射性診断薬投与時も継続し,合計6分間行う
③急速に静脈内投与するとⅡ度又はⅢ度房室ブロック,徐脈及び血圧低下等の発現が増強→投与時間を遵守
!警告
1)以下の副作用等が発現の恐れ→蘇生処置ができる準備.負荷試験中(投与開始から心筋シンチグラフィ施行終了時まで)は血圧及び心電図の継続した監視を行い,注意深く