マイコプラズマ気道感染症

〔病態〕

　不顕性感染，上気道炎，気管支炎，肺炎(3～5％)を起こす．初期の症状として夜間の強い咳嗽があり，不眠となる．病態生理としては，マイコプラズマに対する宿主の過剰な免疫応答が主体で，有効な抗菌薬投与にもかかわらず重症化する例があるため注意を要する．

〔治療の基本方針〕

‍　M. pneumon

初出:治療薬マニュアル2024 発行:2024年1月

収載:医学書院 医療情報サービス（2025年3月3日　掲-ID：yak_00000-00_a092b002z0004）