〔治療の基本方針〕
本態性高血圧を鑑別し,二次性高血圧と診断が確定したら,各疾患により特異な(例:手術など)治療を行う.
〔臨床分類〕
A.腎実質性高血圧:ほとんどすべての腎疾患が高血圧の原因となりうる.
B.腎血管性高血圧:腎動脈狭窄による.
C.内分泌性高血圧
1)原発性アルドステロン症
2)褐色細胞腫
3)クッシング症候群
〔治療の目標〕
1)腎実質性高血圧:血圧の正常化と腎機能の維持.糖尿病性腎症,尿蛋白陽性腎障害では降圧目標を低めに設定する(130/80mmHg未満)
2
関連リンク
- 治療薬マニュアル2024/フロセミド《ラシックス》
- 治療薬マニュアル2024/アムロジピンベシル酸塩《アムロジン ノルバスク》
- 治療薬マニュアル2024/ベニジピン塩酸塩《コニール》
- 治療薬マニュアル2024/シルニジピン《アテレック》
- 治療薬マニュアル2024/エホニジピン塩酸塩エタノール付加物《ランデル》
- 治療薬マニュアル2024/メチルドパ水和物《アルドメット》
- 治療薬マニュアル2024/スピロノラクトン《アルダクトンA》
- 治療薬マニュアル2024/エプレレノン《セララ》
- 治療薬マニュアル2024/エサキセレノン《ミネブロ》
- 治療薬マニュアル2024/ドキサゾシンメシル酸塩《カルデナリン》
- 治療薬マニュアル2024/ブナゾシン塩酸塩《デタントール》