診療支援
薬剤

レイノー病とレイノー現象


〔治療の基本方針〕

 レイノー現象とは,指趾の血管が攣縮を起こし,血流が一時的に減るために,指趾が蒼白,紫,赤と色調変化し,痛みやしびれ感などの症状を伴うこともある可逆性の変化である.寒冷刺激やストレスなどが誘因となることが多い.このため,治療の基本は寒冷刺激や喫煙などの誘因の回避と血管拡張薬による症状の改善である.なお,膠原病(強皮症,混合性結合織病,全身性エリテマトーデスなど)や血液疾患などの種々の疾患に伴うもの,および振動や薬物(β遮断薬,麦角製剤など)に伴うも

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