腹痛

〔治療の基本方針〕

1)腹痛の治療はあくまで対症療法に過ぎない

2)原因となる疾患や病態の究明と治療を怠らないようにする

3)診断がつかないうちに疼痛緩和を図ってはならないとする考えは誤りである

4)対症療法の適応と限界を熟知する

5)術後疼痛や癌性疼痛の場合は積極的な疼痛管理が必要

〔臨床分類〕

1)内臓痛(管腔臓器自体の痛み)

2)体性痛(隣接組織の痛み)

3)関連痛(同一神経支

初出:治療薬マニュアル2024 発行:2024年1月

収載:医学書院 医療情報サービス（2025年3月3日　掲-ID：yak_00000-00_a092b004z0002）