〔治療の基本方針〕
1)症状と症状発現に関与している要因を把握し,治療の方向性を定める
2)精神的支援や生活指導も重要な治療の一環である
3)器質的疾患との鑑別に留意し,特に悪性疾患を見逃さないようにする.
4)腸症状を有する例で,諸検査で異常がなければIBSと診断するのは誤りである.
〔臨床分類〕
1)下痢型
2)便秘型
3)混合型
4)分類不能型(腹痛があることがすべてのタイプで前提となる)
〔治療の目標〕
1)腹痛や便通異常などの症状を消失または改善する
2)症状の改
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