診療支援
薬剤

ベーチェット病


〔治療の基本方針〕

 薬物療法と日常生活指導

〔疾患活動性の判定〕

 口内アフタ,結節性紅斑などの皮疹,紅彩炎などの眼症状,外陰部潰瘍などの4主症状に加えて,白血球数,赤沈,CRP,針反応などを参考にする.

〔治療の目標〕

 炎症の鎮静化と日常生活への復帰

【処方例】

A.軽症・中等症(外来,入院)

1.口内炎や皮疹などを主体とする場合

①アフタッチ貼付錠 1日1~2錠 患部粘膜に貼付

2.発熱や関節炎などがみられる場合

②インテバンSPカプセル 1回25mg 1日3回

 などのNSAIDsが用いられるが,中でもアリール酢酸系が有効である.

結節性紅斑や血栓性静脈炎などを併発する場合

③パナルジン錠 1回100mg 1日3回

 などの血小板凝集抑制薬が用いられる.

3.眼症状が主体の場合

④コルヒチン錠 1回0.5mg 1日1~2回

 または同時に

⑤サンディミュンカプセル 1日200~300mgを1~2回に分割

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