ピックアップ

胃と腸 61巻3号 (2026年3月発行)
特集
今月の主題 食道胃接合部腺癌の診断と治療Update
序説
食道胃接合部腺癌の診断と治療Update
利用登録
ビューアーで読む
石原 立 1
1大阪国際がんセンター消化管内科
キーワード: 食道胃接合部領域 , 食道胃接合部癌 , 西分類 , Siewert分類 , 京都国際コンセンサス
pp.229-230 , 発行年月 2026年3月

はじめに

 西1)により,食道胃接合部領域(zone of esopha gogastric junction; Jz)は解剖学的および機能的に特殊な部位であり,そこに発生する癌も独特の性質を持つ可能性が指摘されたのは,今から約50年前に遡る.その後,多くの研究を通じて,接合部癌の発生要因や転移様式,それに基づく最適な術式などが徐々に明らかにされてきた.
 さらに直近5年間には,接合部の新たな定義や,接合部癌の診断・治療に関する国際的なガイドラインが相次いで発表されているが,これらが十分に周知されているとは言い難いのが現状である.そこで本号では,接合部癌に関する最新の知見を取り上げ,それらに対する理解を深めるとともに,日常診療にいかに活用していくかを考える契機としたい.

ここから先は限定記事です。
(残り約2200文字)
利用登録 (無料) すると全てを閲覧できます。
利用登録(無料)に進む ログイン
-広告-
+
-
メニュー