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臨床整形外科 60巻11号 (2025年11月発行)
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周術期の抗血栓薬 休薬? 継続?
整形外科手術周術期における抗血栓薬使用の基礎的知識 年間購読
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添田 沙織 1
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酒井 紀典 1
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西良 浩一 1
1徳島大学医学部整形外科
キーワード: 抗血小板薬 , antiplatelet agents , 抗凝固薬 , anticoagulants , 整形外科手術 , orthopedic surgery
pp.1211-1216 , 発行年月 2025年11月

整形外科では抗血栓薬を新規に開始する機会は多くない一方,心房細動や脳梗塞後の内服患者に対し,手術・神経根ブロック時の休薬や再開の判断が常に求められる.虚血イベント抑制と出血増加の綱引きの中で,安全な周術期使用には作用機序・薬物動態・副作用といった基礎的理解が不可欠である.本稿では抗血小板薬・抗凝固薬の要点を整理し,臨床判断の拠り所となる基本を解説する.

はじめに

 整形外科分野の疾患で,抗血栓薬を治療薬として投薬開始することは少ないであろう.
 われわれが直面するのは,心房細動や脳梗塞後で内服されている薬剤を手術や神経根ブロック,ミエロ検査で休薬の是非や内服再開について臨床的に検討する機会が多い.問題となるのが虚血性イベント抑制効果と出血イベントの増加,特に整形分野では血腫であろう.そこで,本稿では,まず,抗血栓薬の基本について紹介する.

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