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臨床整形外科 60巻12号 (2025年12月発行)
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いまアップデートしたい 整形外科医のための運動療法新常識
運動生理学の視点から見た運動療法 利用登録
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上條 義一郎 1
1獨協医科大学埼玉医療センターリハビリテーション科
キーワード: 加齢 , aging , 筋力 , muscle strength , 心肺機能 , cardiopulmonary response , 循環血液量 , blood volume , 脳血管障害 , cerebrovascular diseases , 栄養 , nutrition
pp.1313-1318 , 発行年月 2025年12月

加齢により体力は低下する.歩行自立には一定の筋力と持久力が必要で,血液量や心拍出量,呼吸・循環・代謝系が関与する.安静臥床は3週間で持久力を30%低下させ,加齢以上の影響を及ぼす.急性期脳血管障害患者では発症24時間以内の早期離床はADL改善や自宅復帰率を促進させ,慢性期でも高頻度・高強度の運動療法と,その直後の蛋白質摂取は血液量と持久力を高める.運動療法は健康寿命延伸に寄与し,その意義は運動生理学に裏づけられる.


はじめに

 ヒトは加齢により体力が低下する1,2).高齢患者には加齢による体力低下が背景にある.政府は2000年から健康寿命延伸のための取り組みを進めてきているが,リハビリテーション医療による運動療法はその実現に貢献する.運動療法の意義付けは運動生理学によってなされる.

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