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総合診療 36巻4号 (2026年4月発行)
印刷版発行年月:2026年4月
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特集 今さら聞けない臨床現場のAI—結局何に使えるの?

36巻4号 , 2026年4月 , pp.356-357
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近年、医療現場における人工知能(AI)の活用が注目を集めています。しかし、多忙な臨床現場では、「AIが実際にどのように役立つのか」「導入のメリットやデメリットは何か」といった基本的な疑問を持ちながらも、情報収集の時間が取れず、活用に踏み出せていない医師も多いのではないでしょうか。

本特集では、そんな「今さら聞けない」疑問を解消し、AIの現状と臨床応用の可能性をわかりやすく解説する内容を目指しました。

具体的には、生成AI全体像、医療と生成AI、診断支援、画像解析、電子カルテの自動要約、患者トリアージ、アイディアのブレインストーミングなど、現在実用化されつつある技術や活用法を紹介し、メリット・デメリットを執筆者に整理していただきました。また、導入時の注意点や、今後の展望についても議論を展開していただくことで、読者が「まず何から始めるべきか」のヒントが得られれば幸いです。

AIを「賢い補助ツール」として活用する視点を大切にしつつ、臨床現場での実践的なアプローチ満載の本特集、ぜひお読みください。

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本特集【各論①〜⑩】ご執筆の10人の先生方に、❶活用術、❷用意するもの/AI、❸具体的な利用法について、教えていただきました。AI初心者の皆様、一目でわかる! 明日からすぐ使える“初心者”AI活用術です。ぜひご活用ください。

【総論 AIの基礎と医療への応用】
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 近年、「生成AI(generative AI)」は大きな注目を集めている。医療界においても、チャットボット型AIが医療相談に応用されたり、画像生成AIが診断支援や教育に活用されたりと、その可能性が広がっている1)。一方で、生成AIの仕組みや限界を正しく理解し、安全に使いこなすことが求められている。

 本稿では、まず生成AIの背景にある機械学習・ディープラーニング(深層学習)の基礎を解説し、医療分野で利用可能な主な生成AIの種類と応用例を紹介する。さらに、現時点で生成AIに何ができるのか、その強みと限界を整理する。なお、本領域は技術的な進展が早く、本稿で紹介する応用例はあくまで原稿執筆時点である2025年11月末現在のものであることにご留意いただきたい。

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