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循環器ジャーナル 73巻3号 (2025年7月発行)
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令和時代の循環器薬の使い方—処方の意図と治療戦略
Ⅰ. 虚血・ストラクチャー
虚血性心疾患,ストラクチャー後に対する抗血栓薬はどのように処方したらよいですか? 利用登録
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寺内 佳梨 1
/
奥野 泰史 1
1聖マリアンナ医科大学循環器内科
キーワード: PCI , TAVI , TEER , LAAC , ASD/PFO
pp.334-343 , 発行年月 2025年7月

POINT

● PCI後の抗血栓療法は,出血,虚血リスクを天秤にかけ,個別最適化を行う必要がある.
● TAVI後の抗血栓療法は,原則SAPTとし,心房細動などを合併する場合にはOAC単剤とする.
● TEER後,LAAC後,ASD/PFO閉鎖術後の抗血栓療法に関しては,現状は施設ごとの方針に委ねられる.

はじめに

 循環器領域では,虚血性心疾患に対する経皮的冠動脈形成術(percutaneous coronary intervention ;PCI)の発展を皮切りに,近年では様々な構造的心疾患に対する経カテーテル的インターベンションが急速に普及している.それに伴い,疾患そのものに対する抗血栓療法だけでなく,留置されたデバイスに対しても抗血栓薬の使用を考慮する必要が生じている.さらに,患者の高齢化によって複合的な循環器疾患をもち,複数のデバイスが留置されている症例も珍しくなく,循環器診療に携わる医師は常に最新の抗血栓治療に関する知識をアップデートすることが求められる.本稿では,主に虚血性心疾患および構造的心疾患に対するインターベンション施行後に必要とされる抗血栓薬の使用法・考え方・エビデンスについて概説する.

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令和時代の循環器薬の使い方—処方の意図と治療戦略

循環器ジャーナル 73巻3号 2025年7月 pp.332-333
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