—step up編—体腔液(胸水,腹水,心囊液など)における塗抹標本作製
Point
●一般検査室における体腔液中の標本作製は,検体の性状(粘性,血性など)や遠心後の沈渣量(細胞数など)に応じて,適切な塗抹法(引きガラス法,すり合わせ法など)を選択する必要がある.
●適切な塗抹法の選択が正確な細胞鑑別につながっていくことから,良好な標本を作製するよう日常検査での心がけが重要である.
統計学的検定の基礎知識—微生物検査領域の研究での使用例を交えて
Point
●統計学はデータに潜む価値ある情報を引き出し,客観的な根拠を示すための重要なツールです.
●2群間の差の検定は,データの対応性・尺度・正規性・等分散性の4つの要因に応じて適切な検定手法を選択します.
●統計学的有意差と臨床的意義のある差は別物であり,両方の観点から結果を解釈することが重要です.
—step up編—より良い病理診断報告書の管理—報告書管理体制加算の新設を踏まえて
Point
●報告書管理体制加算は,組織的取り組みに対する評価を目的とした加算である.
●“確認ボタンを押すこと”が目的化していないか,運用面の本質を見直す必要がある.
●システムベンダーの協力だけでなく,ロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)などの自動化ツールの活用により,施設に即した実効性の高い運用体制を構築することが重要である.
●病理診断結果が,医師による説明を通じて患者へ適切に伝わることこそが,報告書管理の本来の目的である.
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