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理学療法ジャーナル 59巻10号 (2025年10月発行)
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邂逅
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阿部 千恵 1
1セレニティホスピス上杉
pp.1155 , 発行年月 2025年10月

 小学校卒業間際,担任の先生がご自身の好きな言葉として黒板に書いた「邂逅」.それは「思いがけずに出会うこと」を意味し,単なる日常的な出会いとは異なり,運命的で,心に特別な感動をもたらす巡り合わせを指します.その意味を長い間忘れていましたが,今回の執筆依頼で鮮明に思い出し,この執筆の機会もまた,これまでの「邂逅」が紡ぎ出した特別な縁だとあらためて感じています.

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公開日:2026/04/15
オリジナル記事

中谷 知生

 近年,学会運営のオンライン化や効率化が進み,時間や距離の制約を超えて学術的交流を行える環境が整いつつある.こうした流れは,多忙な臨床現場に身を置く理学療法士にとって大きな恩恵である一方で,現地に赴くことで得られる「場の体験」や,開催地域との直接的なかかわりが,以前に比べて意識されにくくなっている側面もあるように感じられる.学術的知見の共有に加え,理学療法士が社会や地域とどのように向き合う専門職であるのかを考える視点も,今あらためて大切にすべき時期に来ているのではないだろうか.


 2025年10月31日,11月1日に石川県金沢市で開催された第23回日本神経理学療法学会学術大会は,こうした問題意識を再認識するうえで印象深い大会であった.

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