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雑誌目次

雑誌文献

検査と技術1巻7号

1973年10月発行

雑誌目次

病気のはなし

肺の病気

著者: 三上理一郎

ページ範囲:P.16 - P.19

肺のしくみと働き
 呼吸をつかさどる器官を呼吸器と呼んでいますが,鼻腔に始まり,喉頭,気管,気管支および肺が含まれています.そして肺は右の3葉と左の2葉に分かれています.鼻腔から鼻咽頭までは上気道とされ,喉頭以下が下気道と呼ばれています.下気道では気管は左右の気管支に分かれ,各気管支は肺の中で木の枝のように分枝を重ね,末梢では細気管支となって,終末気管支から呼吸細気管支となり,さらに肺胞道から肺胞嚢がつながり,枝に葉がついてるように,肺胞といわれる小さい袋がついています.呼吸細気管支以下が呼吸に関与しており,肺胞の数は全肺で約3億といわれています.肺胞の回りには,心臓からきた肺動脈の末梢である毛細血管が,網の目のように取り囲んでいます.
 肺における呼吸には,肋間筋や横隔膜などの呼吸筋が関与しており,肋間筋は胸郭を動かし,横隔膜はその上下運動を行なっていますが,横隔膜は特に呼吸運動の65%を受け持っていて重要な役割をもっています.すなわち,胸郭が横に広がり,横隔膜が下がる時に吸気が行なわれ,鼻腔から空気が肺胞内にはいり肺胞がふくらんできます.次にその逆の運動によって呼気が行なわれます.肺胞がふくらむと,その回りを取り囲んでいる毛細血管の中の血液と肺胞内の空気が接触し,拡散といわれる現象によってガス交換が行なわれます.すなわち,血液中の赤血球に含まれているヘモグロビンが空気中の酸素を取り込んで酸化ヘモグロビンとなり,肺静脈を通じて心臓にもどり,大動脈から全身に流れ,全身の組織に酸素を供給します(内呼吸).一方,静脈系によって全身から運ばれてきた炭酸ガスは,呼気によって体外に排出されます.この炭酸ガスは腎臓からも排泄されます.

技術講座 生化学

ピペットの使用法と汚染

著者: 大場操児

ページ範囲:P.58 - P.59

 生化学検査は目的に応じたピペットで試料の一定容積を採取することから始まる.ピペットは検定品にもバラツキが認められることから,念のために検査室側で再検定のうえ使用することがすすめられる.検定法は古くから行なわれている水銀重量法,滴定を応用したヨード法,そして簡便さから近ごろよく利用されている色素法などがある.これらはピペットの正確度や再現性は求められるが,血清とは粘度のひどく異なる物質を用いている.しかし臨床検査では粘度の高い血清を扱うため,ピペット内に付着する影響を無視することはできない.前述のピペットの検定法は用い方により"出用""入用"の検定が可能であるが,血清採取用ピペットの使われ方は一般的に"出用"で,しかも高粘度のためピペット内のヌレが大きい.したがって検定にあたっては血清もしくは血清に似た液体の利用が理想である.
 そこで今回は血清による再現性とピペットの使用法による汚染の影響を主として述べる.

血液

血液塗抹標本の作り方・1

著者: 小沼哲

ページ範囲:P.60 - P.61

 血液細胞や原虫などを光学顕微鏡を用いて調べる方法として,血液をスライドガラスに薄く塗抹する方法(普通標本)と,厚くべったりと塗抹する方法(濃塗抹標本)がある,いわゆる血液像検査として各種細胞の鑑別を行なうが,それにさきだち,まず鏡検に適切なる標本を作らなければならない.

血清

沈降法・1

著者: 竹内直子

ページ範囲:P.62 - P.63

 抗原と抗体(抗血清)を互いに作用させて,その結果できる沈降物の有無,また,その沈降物の出てくる反応時間,型,量を調べる方法である.沈降法の抗原と抗体は両者ともに液状である.この方法は3つの実施法に大別される.

細菌

塗抹検査・1

著者: 小栗豊子

ページ範囲:P.64 - P.65

 感染症の正確な診断は患者の材料より原因となる微生物を証明することによりなされる.このための主な方法としては種々の培地を用いる培養検査による方法のほかに,材料の塗抹標本を作成し,顕微鏡を用いて微生物の有無を調べる塗抹検査による場合がある.一般に培養検査は塗抹検査に比べて微生物の検出率が高く,また正確度の点でもすぐれているが,培養のためには少なくとも1夜は必要であり,結果が得られるまでにはかなりの時間を要する.塗抹検査はこの点短時間で結果が得られるので便利であるが,材料に含まれる微生物が少ない時には検出できない場合が多い.
 塗抹検査で陽性となるのは一般細菌(大腸菌,ブドウ球菌が標準となる)では材料1mlあたり10万個以上の菌数であるといわれ,また結核菌(一般細菌よりやや細長い)では材料1mlあたり3〜5万個以上の菌数であるといわれている.したがって菌数の少ない材料では培養検査に頼ることになるが,微生物の中には現在では培養不可能なものもあり,また化学療法中の患者の材料などで化学療法剤により材料中の菌が死滅している場合に,塗抹検査で菌が証明されても培養では検出できないことがある.このような場合には塗抹検査が重視されることはいうまでもない.このように塗抹検査は患者の材料を直接調べるほかに,細菌を同定する際の第一歩としてその形態,配列,グラム染色性などを調べるためにも用いられる.

病理

多糖類の染色

著者: 鬼頭花枝

ページ範囲:P.66 - P.67

 炭水化物は,脂肪,タンパク質とともに生体の3大構成分の1つであるが,これはブドウ糖(単糖),ショ糖(2糖)などのように分子量の小さいものから,グリコゲン,酸性多糖などのように数万から数百万という高分子量をもったものが含まれる.これらは上皮細胞および間質のエネルギー源として,あるいは構成要素として生体内で重要な役割を演じているが,種々の生活環境あるいは疾病の際に増減することが知られている.
 ブドウ糖,乳糖などの低分子量のものは溶解性が高く,すみやかに細胞,組織から遊離するため,組織化学的な証明は困難であるが,高分子の単純多糖(グリコゲン,セルロース,デキストリン)および複合多糖(粘液多糖,糖タンパク,糖脂質,アミロイド)などは,溶解性も低く,かつ種々の細胞および組織の構成分と結合して存在するため,固定,脱水,脱脂操作を注意すれば,普通のパラフィン切片でも,これら物質の証明が可能である.肝要な点は多糖類の種類により固定液の選択,固定条件をよく吟味することである(アルコール系,ピクリン酸系,緩衝等張液の使用など).

生理

心音図検査のコツ

著者: 石山陽事

ページ範囲:P.68 - P.69

 脳波,心電図は生体に生じた電気現象を電極を介してそのまま増幅器に入力して記録することができるが,心臓の収縮,拡張に伴う胸壁の振動を記録する心音図は変換器(トランスジューサー)によって,機械的振動を電気信号に変えたのちに記録する必要がある.心音図のよしあしは変換器の性能や,使用方法によって胸壁からの振動をいかに忠実に記録できるかできまる.
 心音図として記録されるものには生理的な心音と心雑音に大きく分けることができる.心雑音は必ずしも異常とはいえないものもあるが,できるかぎり心音と心雑音の区別をしながら記録する程度の能力が技師には必要である.その意味である程度聴診器によるそれらの区別ができるように練習しておいたほうがよい.

一般

尿沈渣の再現性

著者: 相賀静子

ページ範囲:P.70 - P.71

 尿検査の中で最も覚えにくく,再現性の悪いものは尿沈渣の検査であると思う.私たちは尿沈渣の内容物をひとつひとつマンツーマンで教えられたが,その表現の方法はなかなか一定しない.これは混和の方法,視野の平均のとり方にも関係しているが,それ以前の問題もある.たとえば一般検査室の基本的なことがらが一定であるかどうかである.
 尿沈渣を作るときの尿量は常に一定量を採っているだろうか,遠沈管の鋭角の部分はどれも同じだろうか,遠沈の速度は常に一定か,尿は新鮮な検体をよく攪拌してから遠沈管に移しただろうか,などである.

マクロとミクロ

著者: 佐々木憲一

ページ範囲:P.6 - P.7

 呼吸器は生活に必要な酸素をとり入れ炭酸ガスを排出する,いわゆる外呼吸を営む器官で,最も簡単な場合は皮膚がこれにあずかる(皮膚呼吸)が,一般には分化して呼吸器系を成す.ヒトでは上気道(鼻),下気道(喉頭,気管,気管支),呼吸部(肺)から成り,複雑な管系を成している.
 発生学的には,胎生第4週の終わりに,前腸の前壁に生じた盲嚢(呼吸器原基)が分岐して気管支ができる.この際に左は2分し,右は3分する.次いで第2次分岐をくり返し,その末端部が膨大して細気管支および原始肺が作られる.胎生6か月になると分岐はほぼ完了し,原始肺細胞壁には多くの小胞すなわち肺胞の発生が著明となり,呼吸紬気管支から肺胞が膨出する.肺胞の上皮は胎生の末期まで繊毛をもっているが,やがて繊毛を失い生後空気を受容するようになると,肺胞壁上皮は扁平上皮に変わる.

クローズアップ

荒明 洋—札幌医大病院中検血液検査室

著者: 佐々木正照

ページ範囲:P.8 - P.9

チームの中で和をもって
 高校時代,化学が好きだったからこの道に進んだという荒明さんは,衛生学院卒業後6年め.始め就職した函館中央病院から札幌医大に移ってきた.

ひとこと

海外の検査技師—その教育背景と素質

著者: 佐々木禎一

ページ範囲:P.10 - P.11

 "海外の検査技師はどうですか?"とよく漫然とした質問を受けることがある.これは筆者が過去数年間に10回近く海外に出張し,それを機会に世界各国の病院検査室をかなり数多く見学し,その印象記を幾回かにわたって紹介してきたからであろう.したがって外国の病院検査技師に対する筆者なりのイメージも形づくられてはいる.しかしどの国の場合も限られた時間内でたまたま見学できた病院―それはいずれも各国の代表的病院ではあったが―の印象から描かれたもので,あくまでも寸描に過ぎないかもしれない.そのような立場で私の印象を述べてみたい.
 まず一般的に論じて,日本の検査技師のレベルは諸外国の場合に比しまさるとも劣らないと思う.もちろん同じ技師でもその技能に大きな個人差があるが,私はある程度以上のキャリアのあるまじめな日本の検査技師は,世界中どこに出してもけっして恥ずかしくないものと信じている.

病人と病気と病院

手術部

著者: 村山良介

ページ範囲:P.12 - P.15

 昭和30年代の初めには,手術は大学病院の各科でそれぞれ独自に行なわれていた.したがって,午前中に外来をやった看護婦さんが午後から手術に回るというのが普通になっていて,手術はえんえんと続いて夜半になることもまれではなかった.このような重労働は各科の"お城"の中で行なわれ,手術のない日にやっと骨休めができるというような形態が大学病院にはあり,これを小型化したものが一般病院での日常となっていた.つまり各科は1つの城の中に住み,その中ですべてのことが処理されていた.しかしこれには無理があった.人間の体が骨だけとか,鼻だけ頭だけではなんの働きもできないのであるから,各科も同じように連絡をしなければ真の診療ができないことがわかってきた.
 このころ,それまでの科と趣を異にした科が生まれた.それは麻酔科である.麻酔科は全部の科の麻酔を受け持たねばならない.ちょうどそのころ私は麻酔医になった.そして,出前持ちのように麻酔器を持って何百メートルも離れた科の手術室に出かけていった.各科の独立のしすぎは縦糸だけしかない布であることに気づき,より完全にするために横糸として検査部,放射線部,手術部が生まれてきた.こうして私の出前の仕事が終わったのは昭和33年のことであった.

臨床検査技師のための 物理学

幾何光学

著者: 三上智久

ページ範囲:P.20 - P.23

 光の物理的な本性についてはふれず,光の進行を幾何学的な線として取り扱う学問を幾何光学という.その基礎となっているのは(1)光は一様な媒質の中では直進する,(2)光の進路は可逆的である,(3)1つの光線は他の光線とは干渉せず独立に進行する,(4)異なった媒質の境界面では反射屈折の法則に従って進行方向を変える,という基本法則である.日常われわれが取り扱う光に関係した機器や経験する現象も,その大半は幾何光学で説明できると考えられる.

生物学

外部環境—地球上でひとりでは生きられない

著者: 和田優

ページ範囲:P.24 - P.27

 生物は自己の回りを取り巻く水,空気,土壌,光,塩類などのいろいろな自然条件と密接な関係を保ちながら生活をしている.これらの自然条件を総括して外部環境という.
 外部環境は生物の生活にいろいろな影響を与えているが,しかし逆に生物から常に影響を受け変化している.

化学

化学反応・7 酸化・還元反応(2)

著者: 吉田光孝

ページ範囲:P.28 - P.31

 "酸化・還元とは何か"については前回に述べてきたが,今回は,酸化剤,還元剤の検出法とその量的関係について考えてみよう.

実習日誌

遠慮は禁物

著者: 三井幸子 ,   横山美智子 ,   福田育代 ,   本間泰延

ページ範囲:P.32 - P.32

 講義を約7か月,学内実習を約半年受け,11か月の病院実習にはいった.
 学内実習では基礎的なこと―ピペットの持ち方,計量方法など―から始まり,ひととおりの検査を実習した.病院実習をしていると,学内実習の不十分な点がわかるようになった.学内では検体の数も種類も限られている.大部分が正常なものであり,もしくは極端に異常だった.学内ではグループ単位で実習を行なう.学生どうしが意見を出し合い,協力して実験を進める.それは勉強になる.が,ひとつの実験を,始めから終わりまで,ひとりで操作する機会に恵まれることは少ない.器具も検体も数量的に限りがあるから,操作の一部分に手を出したり,人のを見るだけになることもあった.

最近の検査技術

ラジオイムノアッセイ

著者: 宮井潔

ページ範囲:P.33 - P.36

 ラジオイムノアッセイ(radioimmunoassay;RIA)という新しい測定技術は,1959年Yalow & Berson1)によってインスリンの測定法としてはじめて報告された.その後この方法は,感度や特異性が非常にすぐれていることから,下垂体ホルモンなど種々なタンパクペプチドホルモンの測定に用いられるようになったが,最近ではα-フェトプロテインなどホルモン以外のタンパクの測定にも用いられ,さらにステロイドホルモン,ジギタリスのような低分子のものまで本法で測定できるようになった.特にここ数年来の発展は目覚しいものがあり,本法で測定できる物質は,主なものだけでも表1に示すように40種類余に及んでいる.ラジオイムノアッセイ(RIA)を一口でいえば,抗原抗体反応の特異性と,ラジオアイソトープ(RI)の微量測定という特徴を兼ねそなえた測定法ということができる.
 ところで,抗体を使わなくとも,測定すべき物質と特異的に結合する結合体があれば,抗体の代わりに使って同様な測定ができるはずで,このような特異結合タンパクを用いた場合はcompetitive protein binding analysis,また組織に存在するホルモン受容体のようなものを用いる場合にはradioreceptor assayと呼び,これらとラジオイムノアッセイとを合わせてcompetitive radioassayと総称している.また同様な原理ではあるが,結合の割合をみる場合にRIを用いないで,electron spin resonance(ESR)によって行なうこともでき,これはspin immunoassayと称してモルフィンの測定法として報告されている2)

マスターしよう基本操作

比色計の取り扱い

著者: 大森昭三

ページ範囲:P.41 - P.45

 臨床検査に携わるわれわれにとり,1日も欠くことのできぬ装置の代表として光電光度計をあげることができる.
 log I0/I=Eで示されるランバート・ベール(Lambert-Beer)の法則を知らぬ人はないであろうが,物質による光の吸収の程度を電気的に測定するための装置が光電光度計(比色計)である.光電光度計は,(1)定電圧装置,(2)光源ランプ,(3)モノクロメーター(フィルター,プリズム,回折格子),(4)試料室,(5)受光器(光電池,光電管など),(6)読み取りメーターなどの各部から作られており,取り扱いに際してはこれらの機能を十分に理解しておく必要がある.また,常に装置の保守に心がけ,正しく操作を行なわなければ精密な測定結果を期待することはできない.

学園だより

北海道立衛生学院臨床検査技師科

ページ範囲:P.46 - P.48

 北海道立衛生学院は保健婦科,助産婦科,看護婦第1科(3年),看護婦第2科(2年),歯科衛生士科,臨床検査技師科(3年)の6科から成っている.総勢500人,うち臨床検査技師科は75人,1年24人(男子2人),2年26人(9人),3年25人(7人)で,少数精鋭の教育を行なっている.
 創立は昭和36年.開校時から現在の4階建の校舎で,恵まれた設備をもっている.生化学実習室のように他科と共用の部分もあるが,生理学実習のための独立したへやや,写真現像用の暗室,薬品庫なども整っている.

医学の進歩をになった人々

パウル・エールリッヒ・1

著者: 中溝保三

ページ範囲:P.49 - P.51

神童の作文
 ドイツの西南部オーデル河上流のシレジア地方のかたいなか,ストレーレン町の中学校での卒業試験で作文のテストが行なわれた,今から110年以上も前の1860年代のことである.作文の題は,"生活と夢"であった.ある生徒がこの題に対して,次のように作文を書き出した.
 "生活は平常の酸化作用に基づいている.夢といわれる現象は,つまりは脳の働きによるものである.脳の働きも酸化作用である.夢はその1つの現象であるから,要するに脳のリン光現象というべきであろう"

座談会

病院実習・2 学生時代をふりかえって

著者: 東早苗 ,   飯島千秋 ,   国見ゆみ子 ,   渡辺洋子 ,   平沢政人

ページ範囲:P.52 - P.56

 8月号に引き続いて病院実習の2回めとして,今月は卒後1〜2年のかたがたに学生時代をふりかえっての経験をお話しいただいた.1年間のきびしい実習を受けた人,病院を見学に回った人,学外にはほとんど出なかった人と,それぞれ違った教育を受けてこられたが,その長所・短所をさぐってみた.

あなたとわたしの検査室

自動化による検査室の将来は?

著者: 斎藤正行 ,   Y生

ページ範囲:P.57 - P.57

 質問 臨床検査はだんだん自動化されると聞いていますが,検査技師の職場はどのように変わるのでしょうか.

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国家試験問題 解答と解説

ページ範囲:P.37 - P.40

切取りカード

試薬の組成

著者: 坂岸良克

ページ範囲:P.73 - P.74

亜硫酸ナトリウム液
Sodium Sulfite
 作り方
 無水亜硫酸ナトリウム  280g
 Na2SO3(MW 126.05)

培地の組成

著者: 坂崎利一

ページ範囲:P.75 - P.76

CWカンテン
 製品名
 CW寒天基礎培地(日水).

基本情報

検査と技術

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1375

印刷版ISSN 0301-2611

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