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雑誌目次

雑誌文献

検査と技術11巻5号

1983年05月発行

雑誌目次

病気のはなし

慢性関節リウマチ

著者: 塩川優一

ページ範囲:P.402 - P.407

概 要
 慢性関節リウマチ(以下RA)は慢性に経過し,多発性関節炎を主な症状とする.しかし内臓にも広般に病変を有し,したがって全身性の疾患である.本症は患者数が多く,原因不明であり,よい治療法もなく,そのためにときに進行して身体障害者となる.そこで難病の1つと考えられている.
 リウマチというのは"骨,関節,筋肉,腱などの運動器官に痛みとこわばりを訴える疾患"と定義されている.

技術講座 生化学

甲状腺ホルモンの定量法

著者: 越智幸男 ,   梶田芳弘

ページ範囲:P.421 - P.426

 甲状腺ホルモン定量法として従来は,化学的定量法としての蛋白結合ヨード(PBI;protein binding iodine)ブタノール抽出性ヨード(BEI:butanol extractable iodine)などの測定が繁用されてきたが,ヨード測定の技術的問題および非ホルモン性ヨードの影響を受けやすいという欠点があった.
 近年,直接飽和分析法,競合性蛋白結合分析法(CPBA)およびラジオイムノアッセイ(RIA)などトレーサーとしてのラジオアイソトープ(RI)を用いる諸キットが開発され,現在各検査室でルーチンに利用されている.さらにRIに代わり,酵素を用いたエンザイムイムノアッセイ・キットも利用されつつある.現在日常臨床に繁用されている検査法を表1にあげた.このうちT3摂取率(T3U),サイロキシン(T4),トリヨードサイロニン(T3),遊離サイロキシンインデックス(FT4I),遊離サイロキシン(FT4),リバーストリヨードサイロニン(rT3)の測定法および測定上の問題点について解説する.

細菌

ビブリオ属菌の分離と同定

著者: 東堤稔

ページ範囲:P.427 - P.432

 Vibrio cholerae(コレレ)はコレラの原因菌として,またVibrio parahaemolyticus(腸炎ビブリオ)は感染型食中毒の原因菌として知られているが,最近これら2菌種のほかに,急性胃腸炎あるいは下痢症の原因菌として,NAG Vibrio(ナグビブリオ,生物学的性状はコレレであるが,抗V. Cholerae 0-1血清に凝集しないnonagglutinable),Vibrio mimicus(ビブリオ ミミクス),Vibriofluvialis(ビブリオ フルビアリス),Vibrio alginolyticus(ビブリオ アルギノリティカス)などが注目されるようになった.このため昭和57年3月,厚生省環食第59号により,ナグビブリオ,ミミクス,フルビアリスなどに起因した急性胃腸炎や下痢症は食中毒として取り扱われることになった.ビブリオ属菌は急性胃腸炎や下痢症の他に,中耳炎,胆道感染,肺炎,創傷感染などを起こすことが知られている.またVibrio vulnificus(ビブリオ ブルニフィカス)は癌,白血病,慢性肝疾患などの基礎疾患のある患者に,敗血症を起こすことが報告されている.
 以下,これらの菌種の分離と同定について述べる.

血清

ポリエチレングリコール法による血中免疫複合体検出

著者: 矢倉廣 ,   平峰繁 ,   船橋修之

ページ範囲:P.433 - P.437

 血中免疫複合体(Immune Complex)の検出法については数多くの報告がなされている1,2).これら多数の方法をその原理から区分すると 1)免疫複合体の分子量や沈殿性を利用する物理化学的なもの,2)免疫複合体に結合する補体成分を利用するもの,3)抗原と反応したIgGと反応するリウマチ因子を利用するもの,4)細胞膜表面上に存在する補体C3やIgG-Fcレセプターを利用するもの,など四つに大別される.

生理

乳幼児の脳波検査

著者: 原倫子 ,   福山幸夫

ページ範囲:P.438 - P.442

 脳波は数多くの脳神経細胞の集合電位を,頭皮上に置かれた2個の電極間の電位変化としてとらえたものである.その電位変化は10〜100μVと,心電図や筋電図がmV単位の変化であるのに比べ極めて微弱な電気的変化であり,このように弱い電気活動を正確に記録するには適当な増幅器が必要である.50μV程度の脳波は約3cm離れた電極によって辛うじてつかまえられる.Gibbsらによると,脳波記録でとらえられる灰白質の量は,全脳灰白質の約1/3に過ぎないといわれる.しかし中枢神経は多数の回路が互いに影響し合い,脳波はその総合された活動であり,限界があることは承知しておかなければいけないが,有用な臨床検査であることはいうまでもない.
 乳幼児期にはてんかんを始めとする中枢神経疾患が非常に多く,脳波検査の占める役割は大きい.実際に臨床応用される疾患を表1に示した.しかし覚醒安静閉眼が基準となる脳波検査では,非協力的な乳幼児の記録は難しく,我々は常々如何に良い記録をとるか悩まされているものである.脳波は前述の様に微細な電気活動を拾い出し記録するので,わずかな体動でも障害になる.そのうえ乳幼児の脳波は成人脳波と異なる種々の特異性があり判定も難しいとされている.以下,乳幼児の特異性を混じえながら,記録法の実際を記す.

病理

細胞診・2—スクリーニング

著者: 稲村雅夫 ,   中丸生行 ,   藤間弘行 ,   田嶋基男

ページ範囲:P.443 - P.447

スクリーニングの目的
 ①腫瘍または腫瘍の疑われる細胞を選び出す.
 ②①に該当しないが,追跡検査したほうがよいと考えられる細胞(例:婦人科の異形成に該当する細胞,呼吸器の中等度以上の扁平上皮化生細胞)を選び出す.

検査法の基礎理論 なぜこうなるの?

クリオグロブリンの測定

著者: 吉田浩 ,   森藤隆夫 ,   粕川禮司

ページ範囲:P.409 - P.414

 血清を体温より低温(通常は0〜4℃)に保存すると白濁し,やがて白色の沈殿物の形成またはゲル化が認められ,それは37℃に温めると再び溶解する現象がある.この現象は1929年,Heidelbergerらにより初めて記載され,その後,1947年,Lernerらはこの寒冷沈降性蛋白をクリオグロブリンcryoglobulinと名付けた1).図1は4℃1夜放置後の血清で,大量のクリオグロブリン出現をみた例と少量認められた例を示したものである.
 クリオグロブリンの出現は基礎疾患の明らかでない場合(本態性または特発性)と明らかな基礎疾患を有する場合とに2大別されており,後者には種々の自己免疫疾患や感染症などが含まれている.クリオグロブリンが注目をひいたのは,この中のあるものが免疫複合体immune complexであり,ある種の疾病に病因的役割を演ずることがあると考えられたからであろう.本稿ではクリオグロブリンの検出・検索法,疾患との関係,およびその形成機序に関する考え方などについて述べる.

細菌の生化学的反応とその原理・2

著者: 横沢光博

ページ範囲:P.415 - P.419

インドール反応
 インドールはアミノ酸であるトリプトファンの代謝における分解産物の一つで,インドール反応は細菌のもつトリプトファナーゼによりペプトン中のトリプトファンを分解してインドール形成の有無をみる生化学的反応である.言いかえると,トリプトファナーゼという酵素の有無を調べる試験である.トリプトファナーゼはトリプトファンをインドールとピルビン酸とアンモニアに分解する.その際,ピルビン酸は解糖経路またはクレブス回路に入り,エネルギーを産生する.アンモニアは新しいアミノ酸の合成に利用される(図1).
 インドール(ベンジルピロール)は板状結晶で,特異の臭気があり,糞中にあってスカトールとともに便臭の大半を占め,腸から吸収されたのち酸化されてインドキシルとなり,ついで硫酸とエステルをつくって尿中に排泄される.これがインジカンである.

アーチファクト

寄生虫

著者: 八木靖二

ページ範囲:P.448 - P.448

 この症例では,糞便検査時に,写真1に示すような約1mm大の不活発な運動をする虫体が数匹認められた.まず,肉眼的には,横川吸虫や異型吸虫などの吸虫類が疑われた.顕微境下での観察(写真2,40倍)では,これらの虫体は吸虫類と異なり,体節を有し,頭部側と思われる部位には写真3(400倍)に示すような鋭い鉤を一対有していた.また,その先端には写真4(400倍)に示すような乳頭状の突起が一対認められた.一方,尾部と思われる部位には,写真5(200倍)に示すような一対の管腔が開いており,これが頭部側の方まで平行して続いているのが認められた.さらに体表には写真6左(400倍)に示すような棘を有し,体節には右(400倍)に示すような小棘の環を有していた.
 以上の形態的特徴から追求した結果,これらはハエの幼虫であろうと推定された.実際に,ハエの幼虫を観察したところ,ほぼ同様な形態が確認され,したがって,この症例で検出された虫体は,ハエの幼虫と判断した.再提出された糞便中には,写真に示したような虫体は検出されなかった.

病理組織

著者: 清野和夫

ページ範囲:P.449 - P.449

 写真1 マウス,肝,H・E染色標本.×130:肝摘出し,乾燥を防ぐために生理的食塩水を含ませたガーゼに包み,37℃恒温器内で2時間放置し,その後10%中性ホルマリン液で固定したものである.周辺部の肝細胞は自家融解により核濃縮,変形,細胞質の淡明化,グリコーゲンの消失などが認められる.

トピックス

何を食べたらよいか

著者: 木下安弘

ページ範囲:P.451 - P.452

 虚血性心疾患(狭心症,心筋梗塞;CHD)はこれについての疫学的研究の結果,現代化した西側諸国の文化と生活様式に根ざすものと考えられ,西欧病(westerndiseases)と呼ばれるようになった.これをめぐって最近,CHDと栄養(食事のあり方)1),高血圧症と食物,食事2)の問題が真剣に討議されるようになった.まず,CHDのまだ少なかった時と,現代を比べてみてもっとも変化した環境危険因子は,食物と食事である.
 疫学的研究の手掛りとしてCHDの少ない集団の食物を調べてみると,自然の線維(fibre)を含む炭水化物からそのエネルギーの70%をとっている.脂肪と蛋白質は植物性のものがほとんどで,それぞれがエネルギーの10〜15%を占めている.他方CHDの多い集団では,炭水化物から得ているエネルギーは約40%で内容は線維に乏しく,しかもその半分は砂糖に由来する.また脂肪は動物性のものが主体で,これが全エネルギーの40%以上を占め蛋白質も動物性のものが主である.結論的にいえば菜食主義の集団ほどCHDは少なくなるが,その際注目すべき食物は炭水化物の中の線維である.線維は以前はセルローズと誤解されていたが,本体は非セルローズ性の多糖類である.線維に富む食物は砂糖に比べゆっくりと腸から吸収され,急激に血糖値を上昇させないので糖尿病の予防となる.また大腸内容(糞)の体積を増し,水分を保ち腸内有用細菌をふやし,糞のpHを変えてCHDと胆石の原因となるコレステロールと胆汁酸の代謝に影響を与える.線維を多く含む食物で最もよいのは精白していない穀類で,次がマメ科植物(エンドウマメ,ソラマメ)がよく,その次にポテト,ニンジンとなり果物と緑色野菜はもっとも線維が少ない(3%以下).

マスターしよう基本操作

筋無力症検査法

著者: 高守正治 ,   松原四郎 ,   奥村誠一 ,   駒井清暢

ページ範囲:P.453 - P.460

 今日,重症筋無力症は免疫学的機序を根底にもつ一つの受容体疾患であるとする考えがほぼ定着し,抗アセチルコリン受容体(AChR)抗体のほか,補体(C3,C9),AChRで感作されたリンパ球,胸腺の役割もしだいに明らかにされ,この新しい観点からの診断法の導入によって,臨床面からの本病へのとりくみ方にも大きな変遷があった.また類縁疾患で悪性腫瘍その他に伴いやすいことで知られるイートン・ランバート筋無力症候群は,神経終末側に原因が求められ,神経刺激に応じて遊離されるアセチルコリン量子の数の減少がその機序とされ1),この疾患も免疫学的機序がその病因論上で示唆されつつある.

基礎実習講座

試薬の純度

著者: 桑克彦

ページ範囲:P.461 - P.464

 通常用いられる試薬は,それぞれ単品として純度が規格化されている.大部分は日本工業規格Japanese Industrial Standard(JIS)によるものである.
 JISでは現在769種についての試薬を規格化している1).これらの試薬は,容量分析用標準試薬,一般用試薬および特殊用試薬の3種類に区分され2),それらは通常,標準試薬,試薬特級,試薬1級としてそれぞれの目的に合わせて用いられている.すなわち,特級は保証付(Guaranteed Reagent;GR)に相当し,世界的水準のもので主に分析用に用いられる.また1級はExtra Pure(EP)に相当し,化学用最純として用いられる.

薄層クロマトグラフィーと色素

著者: 渡辺明朗

ページ範囲:P.465 - P.469

 組織学分野では日常種々の色素から染色液が調製されているが,安定した品質の染色液を調製するのが難しいという声がある.そこで最近色素そのものの品質に,より一層注意がはらわれるようになってきている1).色素の定性・定量分析には薄層クロマトグラフィー(Thin Layer Chromatography;TLC)が有用であり,ここではTLCの原理,分析操作,色素の分離について述べる.

検査技師のためのME講座 検査機器の安全な使い方・1

MEの安全と安全基準

著者: 小野哲章

ページ範囲:P.471 - P.474

1.MEとは
 検査技師学校のカリキュラムに「医用電子工学(概論)」という教科があるが,これは英語で"Medical Electronics"のことで,従来はこれをMEと呼んできた.しかし現在ではもっと広義に解釈され,"医療・保健に役に立つ工学・技術全般"を表わすものとして,医用工学(Medical Engineering)という表現(略号は同様にME)に変わってきている.(検査技師学校のカリキュラム内容もこの辺を考慮に入れて漸次変更されるべきであろう.)
 すなわち,ME機器とは"医用工学(医用電子工学も含む)を応用した機器"であると定義できよう.この意味では,病院で使われる医療機器は,ほとんどME機器であると言うことができる.

君はアメリカの試験にパスできるか(英和対訳)

微生物学 性病

著者: 岡田淳

ページ範囲:P.475 - P.478

Objectives:
Upon completion of this exercise, the participant should be able to :1.Determine appropriate specimen collection methods in suspected gonococcal disease*1
2.Select appropriate media and/or other test procedures for the isolation and identification of organisms which may cause venereal disease;

ザ・トレーニング 検定法

1 平均値の差に関する検定

著者: 鈴木政登

ページ範囲:P.479 - P.481

 われわれはある限られたサンプル(標本)について実験をし,それから導びかれた法則性を,いわゆる母集団に帰属させようとするのである.したがって,実験結果を議論する場合,その結果が統計学的処理を経ていることが前提であり,単に算術的に一方の平均値が大きいからといって"差がある"とか"優れている"などの判定はできない.また,統計学的に有意な差があったとしてもその中には危険率何パーセントかの確率で偶然の結果も含まれていることを忘れてはならない.
 ここでは,平均値の差に関する検定について述べることにする.

検査を築いた人びと

腸チフス菌の検出法を確立した ゲオルグ・T・A・ガフキー

著者: 酒井シヅ

ページ範囲:P.408 - P.408

 結核の細菌学的診断基準として活用されるガフキー号数でその名を残しているガフキーは,ドイツの細菌学者であった.
 ゲオルグ・ガフキーは1850年2月17日にハンノーバーに生まれた.父親は回船問屋であったが,医学の道を選んだガフキーはベルリン大学に進み,1875年に医師免許を得てからは軍隊に入り,数年間を軍医として過ごした.そして1880年,新たに創設された公衆衛生院に所長コッホの助手として入り病原性細菌学の研究を始めた.ときは細菌学が最先端の学問として始動したばかりであった.

私たちの本棚

—佐古田 雅弘 著—優しさと強さと—生きるということ

著者: 小口修司

ページ範囲:P.470 - P.470

 病みたれば言わねどわれを
 おそいくる研究(まなび)の日々の
 見果てざる夢  雅弘
 研究半ばに特発性心筋症という難病に蝕まれながらも自らの二十余年間の研究を夫人に口述し,それを綴った家族の愛の記録,佐古田雅弘博士の「優しさと強さと」.最後のページを読み終え,次第に胸が熱くなるとともに,彼の壮烈な生きざまに共感を抱いた.

けんさアラカルト

検査過誤にご用心 3—過誤の防止策

著者: 石橋みどり

ページ範囲:P.483 - P.484

 前回に引き続き,過誤の実例,その対策をお話しよう.
 1)多少業務の流れが前後するが,血清分離時の見逃せないそしてきわめて重大な過誤に,二患者間の血清混合や分注ミスがある.これらは非常に初歩的な過誤と言えようが,人間ふとしたときに,こんなにも単純な,と思われるあやまちをおかすこともある.

りんりんダイヤル

尿沈渣で"悪性細胞"に遭遇したとき

著者: 北浦陽子

ページ範囲:P.485 - P.485

 質問 尿沈渣により,異常細胞,癌細胞を検出することは,検査医学の点でも診断上でもきわめて重要な意義を有すると思われますが,一般検査室において,日常の尿沈渣鏡検時に悪性を疑う細胞に遭遇した場合,どのように対処していけばよいのでしょうか.

コーヒーブレイク

老人大国の解決法

著者:

ページ範囲:P.414 - P.414

 近年は「尖端技術の競争の時代」と云われまさに日進月歩である.特にバイオテクノロジー(生命工学)の分野はすさまじく,海の向うの話と思っていた試験管ベビーが日本でも成功したと云う.喜こんで良いのか,心配すべきなのかは別にしても驚かされる.この他制癌剤の開発,ヒト成長ホルモンやインスリンの合成,インターフェロンの量産化など遺伝子工学をはじめとして高度の技術革新により"夢の薬"がぞくぞく創り出されてきつつある.またこの分野への進出企業も多く,薬品メーカーはもちろん食品,肥料,繊維,石油化学といった会社が競い合っている.欧米先進国はもっと先に行っているのかも知れない.近い将来,癌をはじめ現在不治の病とされている多くの病気が治る日が来るものと思われる.そう長くは生きれぬと覚悟していた小生も生き延びるかも知れない,喜こばしいことである.
 だが待てよ!今の状態でも日本は世界有数の長寿国で"老人"が大問題になりつつあるのに癌や成人病が克服されて,さらに平均寿命が延びるとどうゆうことになるか.家にいても職場でも,街を歩いていてもオジンとオバンばかり見ていることになる.これは少々ユウウツである.そこで政府ならずとも対策を考えておく必要がある.

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第24回臨床検査技師国家試験—解答速報

ページ範囲:P.420 - P.420

略語シリーズ

ページ範囲:P.474 - P.474

ATPS ambient temperature and pressure, saturated with vapor;測定時温度,大気圧,水蒸気飽和状態.
BTPS body temperature and pressure,saturated with water vapor;体温,大気圧,水蒸気飽和状態

基本情報

検査と技術

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1375

印刷版ISSN 0301-2611

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