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雑誌目次

雑誌文献

検査と技術11巻9号

1983年09月発行

雑誌目次

病気のはなし

神経芽細胞腫—子どもの悪性新生物

著者: 沢田淳 ,   坂本泉

ページ範囲:P.790 - P.796

 神経芽細胞腫(neuroblastoma)という小児に特有な癌は,小児期の悪性腫瘍の中では白血病に次いで多く,固形腫瘍の中でもっとも多い.予後は他の癌に比べて悪いが,早期すなわち1歳以下で腫瘍が小さくて,広がっていないときに発見されると,容易に治癒させることができる.この癌はカテコールアミンを産生する腫瘍として有名であるが,このような生化学的特性のほかに,発生学的・生物学的・免疫学的に興味深い特性がある.これらの特性と臨床的な事項についてのべる.

技術講座 生化学

エストロゲンの定量法

著者: 神戸川明

ページ範囲:P.809 - P.814

エストロゲンの測定法の変遷
 ホルモンの測定を初めたころは,幼若去勢雌マウスに検体を注射用油にとかして筋注して腟脂垢に角化細胞が現われる最少量をマウス単位として行ったが,1検体に10匹以上を要し,値も半定量的であった.1955年ころからエストロン,エストラジオールの結晶が入手できるようになり,硫酸にフェノールが入っているkober試薬,鉄とフェノールが入っている鉄kober試薬(薬局方),近年はハイドロキノンを硫酸に溶かしたキノール硫酸試薬を用いてエストロゲンと加熱して発色を同時に発蛍光させ,比色または蛍光法で測定されるようになって,尿中エストロゲンの臨床的診断の一つとして用いられるようになった1).その後エストロゲンに対する抗体を用いて免疫的な血球凝集阻止反応,ラテックス凝集阻止反応が開発されて短時間に尿中エストロゲンを半定量することができ,妊婦の胎児胎盤検査として汎用されている.
 一方,血中のエストロゲンは尿の1000分の1以下で微量のため,ラジオイムノアッセイ(RIA)が用いられ,一部で高速液体クロマトグラフィーが最近ではガスクロマト・マススペクトロメーター(GC・MS)が用いられるようになった.

細菌

百日咳菌の分離と同定

著者: 深見トシエ

ページ範囲:P.815 - P.818

 百日咳菌(Bordetella pertussis)は,1906年BordetとGengouによって百日咳患者の喀痰から初めて分離同定された.この菌はヒトの気道感染により激しい痙攣性咳嗽を起こす呼吸器伝染病の一つである.罹患年齢は2歳未満が約70%,夏に多発する傾向がみられる.1974年と1975年のワクチン禍のあと,副作用の少ない百日咳ワクチンが開発され,ワクチン接種率も増加したため,現在百日咳患者数は激減しているが,現実にはなお広く浸蝕していることが推測される.ここでは百日咳菌の臨床検査について記述する.

生理

心電図の24時間記録—ホルター心電図

著者: 飯田信子 ,   早川弘一

ページ範囲:P.819 - P.824

 心電図の24時間記録は,磁気テープを利用した携帯用長時間心電図連続記録で,開発者の名前をとって一般にHolter(ホルター)心電図と呼ばれている.またそれは携帯可能であり,日常生活など種々の動作中の心電図が記録しうるため,英語ではdynamic electrocardiogram(DCG)とか,ambulatory electrocardiographic recordingとも呼ばれる.そのシステムは,患者自身に24時間携帯させる記録器と,24時間分の心電図が記録された磁気テープを分析する再生,分析器に分けられる.

血液

線溶試験3—プラスミノゲンの測定

著者: 松田保

ページ範囲:P.825 - P.829

免疫学的測定法
 血管内にフィブリンを生じた場合,それが止血に必要なものであれ,血管を閉塞する病的な血栓であれ,同時にこれを溶解するシステムが動き出すことについては,連載第1回で述べたが,フィブリンを溶解する酵素であるプラスミンの前段階物質であるプラスミノゲンの測定には,さまざまの方法がある.前号では,プラスミノゲンを含むユーグロブリン分画に十分量のウロキナーゼを加えてプラスミンに転化せしめ,これをプラスミノゲンを含まぬフィブリン平板上において,プラスミノゲンを測定する方法について述べたが,近年,さらに簡便なプラスミノゲン測定法が開発され,広く用いられている.その第一が免疫学的な測定法である.この測定法は,ヒト血漿より抽出し純化したプラスミノゲンによって免疫した動物より得たプラスミノゲンに対する抗体を含む寒天平板とプラスミノゲンを含む検体(通常,血漿が用いられる)を反応させることに基づくもので,正確には検体中のプラスミノゲンの活性(プラスミノゲンを完全にプラスミンに転化した時に生ずるフィブリン溶解活性)ではなく,検体中のプラスミノゲンの抗原性を測定するものである.
 もっとも一般的に用いられている方法は一次元(または単純)免疫拡散法1)と呼ばれる方法で,プラスミノゲンに対する抗血清を含む寒天平板にあけた小孔(well)に検体(希釈血漿)を一定量注入し,一定時間放置すると,ウェルの周囲には抗原抗体反応によって円形の沈降輪を生ずるが,検体中に含まれるプラスミノゲンの量と,沈降輪の直径の自乗が直線的な関係にあることを利用するものである.具体的な測定法については図1に示したが,プラスミノゲンの濃度既知の市販の標準血漿を用いて標準線(図2)を作製する必要がある.

一般

便の潜血反応

著者: 立花勇一

ページ範囲:P.831 - P.834

 消化管の潰瘍性疾患や白血病の出血傾向による腸管出血などを知るために,糞便の潜血反応検査はきわめて重要である.内視鏡検査やX線検査など局所的検査法では検出できない部位からの出血が,潜血反応検査によって簡単にスクリーニングできるという点から現在でも不可欠の検査として広く行われている.

検査法の基礎理論 なぜこうなるの?

梅毒血清学的検査の進め方と解釈

著者: 水岡慶二

ページ範囲:P.797 - P.801

 ペニシリンについで多種類の抗生物質が豊富に用いられるようになったためか,昭和20年代の終わりから昭和30年代にかけては,新鮮な顕症梅毒はほとんどみられなくなってしまった.しかし,昭和40年ごろを境として,再び新鮮な早期顕症梅毒の患者がみられるようになり,まもなく全国的に梅毒の小流行がおこった.それは昭和40年代前半のことで,その後はあまり目立った流行もなく,梅毒の流行もほんのひとときにすぎなかったようであるが,現在なお早期顕症梅毒の患者を散見するので,やはり感染源となる危険な早期の梅毒患者が潜在的にいることが推定される.したがって,梅毒の血清学的検査はいぜんとして,臨床検査として大切な項目の一つであるといえよう.
 ところで,梅毒は性病であるがゆえに,社会通念上は忌わしき疾病とみなされ,またおそれられる疾患でもある.しかし,このような風潮は,どうも少し行きすぎの感がしてならない.梅毒血清反応が陽性というだけで,特別扱いされたと訴える患者がいかに多いことか.思うにこれは,梅毒血清反応陽性者をすべて危険な梅毒患者と考えることに起因しているようだ.

細菌の数値同定の進展と理論

著者: 倉持重彦 ,   坂崎利一

ページ範囲:P.803 - P.807

 本来の医学細菌検査は伝染病菌またはそれに類する感染力をもつ病原菌の検出のためのものであったが,この20年来感染症の様相は一変し,特殊病原菌による感染症が激減する一方,従来の非病原菌によるいわゆる日和見感染が主体を占めるようになった.しかも日和見感染症では感染菌の種類と臨床症状には関連性がなく,症状から検出菌種を予測することができないのみならず,そのような多種類の菌について知識を持つことは,例え専門領域とはいえわれわれの頭脳の範囲を越えるといわねばならない.
 このような事情から,臨床細菌の同定方法は世界各国の研究者によって工夫され,それに関する論文は1960年来でもおびただしい数になっている.これらの同定様式を大別すると,1)表に照合して該当菌名を探す図表式同定,2)系図式のいわゆるフローチャートに従って菌名を求める分岐式同定法,3)性状検査のテストの種類と数を限定し,それぞれのテストに特定の点数を与えて,その合計点で該当菌名を求める算数式同定法,4)各菌の性状をマークしたパンチカードを母カードとし,未知菌の性状によって母カードを選出するパンチカード式同定法,などがある.しかし,菌の性状は同一菌種でも菌株によって異なることがあるうえに,同定の対象とする菌種が多くなればなるほど,鑑別に必要なテスト数も多くなり,これらの従来法では複雑で処理しきれなくなってきた.

アーチファクト

病理組織

著者: 前田明

ページ範囲:P.835 - P.835

 写真1 肺 パラフィンブロック H・E×20
 クロロホルムなど沸点の低い仲介剤から組織をパラフィン槽に移したとき,しばしば気泡の発生を認める.これは高温による仲介剤の気化膨張によるものであろう.写真は含気性臓器である肺の非脱気標本であるが,菲薄な肺胞壁は気泡の膨張融合のため異常な拡張,断裂が起こり,一見肺気腫と混同しやすい.気泡の辺縁ではさらに薄切時切片の折れ曲りも生じやすい.これらは陰圧にして脱気することで容易に防ぐことができる.

超音波—2.多重反射

著者: 遠田栄一

ページ範囲:P.836 - P.836

 図1に多重反射のシェーマを示す.生体のある組織面からのエコーが,探触子や他の組織で反射されて反対方向へもどり,そこで再び反射されると,一つのはずのものが二つまたはそれ以上に存在するかのように記録される.探触子面で反射されたエコーによるものは,本来の組織の2倍くらいの深さのところにエコーが出現する,図2の症例は,胆のう内腔に現われた腹壁の多重反射である.比較的強い線状エコーとして出現するので鑑別は容易である.図3は左室腔内に現われた多重反射を示す.鑑別法としては図3下段に示すように,観測深度を16cmから20 cmに変えるとノイズが消失することや,M-モード記録を行うと,図の上段右に示すようにタイヤの跡のような記録が得られるのが特徴である.

マスターしよう基本操作

マイクロピペットの使い方

著者: 田畑勝好

ページ範囲:P.837 - P.843

 最近,臨床検査特に臨床化学検査においては,臨床化学の発展により多項目測定と検体数の増加をきたし,そのため微量あるいは超微量分析が必要になってきた.微量の試料をいかに正確・精密に,安全にかつ迅速に採取するかが臨床化学の検査成績に大きな影響を及ぼすことはいうまでもないことである.採取する試料の量が微量になればなるほど,マイクロピペットを正しく使用しなければ大きな誤差が発生する.臨床化学用の微量ピペットは,昔からオストワルド型ピペットが用いられていたが,現在では目的に応じていろいろなマイクロピペット,例えばサンズマイクロピペット,コンストリクション型ピペット,ノック式ピペット,マイクロシリンジピペットなどが市販されている.ここでは,サンズマイクロピペット,コンストリクション型ピペット,ノック式ピペット(例:エッペンドルフピペット),およびマイクロシリンジピペット(例:ドラモンドマイクロディスペンサー)の使用法,注意点などについて解説する.

検査技師のためのME講座 マイコンと友だちになろう・2

検査室の自動化

著者: 熊田勝代

ページ範囲:P.845 - P.848

 前回の"マイコンABC"では,マイコンの簡単な自己紹介をしました.今回は主題からはずれるかもしれませんが,検査業務の主流をなす自動分析機(以下MEと略す)に内蔵されるマイコンの機能性を理解するうえで,大切なことだと思われるいくつかに触れてみます.

基礎実習講座

プール血清の作り方と使い方

著者: 水野映二

ページ範囲:P.849 - P.853

プール血清の使われ方
 臨床化学検査は各種の測定法,多くの分析機器,および自動分析機により実施されている.これらの測定には常に測定誤差が潜在している.臨床検査としては初診時の測定値から病態の経過観察における測定値まで,長期間にわたり,高い信頼性が要求されている.このために,長期間の測定精度を得る手段として,何らかの方法で精度管理が実施されているのが実情であろう.
 一般的な精度管理法の一つに管理血清によるX-R管理図法があり,もっとも多く利用されている管理法である1).この目的に使用するための管理血清には,多くの種類が市販されており,利用施設も多い.しかし,市販管理血清は必ずしも,質的に,量的に,および経済的に満足されているものは少ないと思われる.これらの目的にある程度満足を与えるものとして,日常検査で測定の終わった残りの患者血清を収集して,作製するプール血清がある.まず量的には一定期間の間隔で,比較的多量に得られ,また質的にはヒト由来であり,同一性質をもつものが定期的に,かつ長期間にわたって入手できるという理想的なものと言える.次に経済性では選択収集,濾過作業の手間,濾過膜などの消耗品,濾過用機器などの経費を含めても,約30円/5mlと安価に出来る.

君はアメリカの試験にパスできるか(英和対訳)

治療薬のモニタリング

著者: 池本正生

ページ範囲:P.854 - P.856

[1] The concentration of drug in extracellular water*1 in a given tissue*2 is in equilibrium with*3 the drug concentration in plasma. Therefore, the concentration of drug in plasma water is a/an――――― measure of the drug concentration at the site of receptor action*4.
 A.direct  B.indirect
 C.inversely proportional  D.exact

ザ・トレーニング 精度管理法

2 生化学—妨害物質に関する試験法について

著者: 下村弘治

ページ範囲:P.857 - P.859

 血清中の成分分析は,従来は除蛋白し目的物質を他の干渉なしに測定する努力がなされていたが,近年の臨床化学検査は,前処理なしに多成分系が混在する血清中の目的物質を直接定量する方法が主流となっている.酵素的測定法の進歩により特異性の高い方法が採用されてはいるが,目的物質を定量する場合,血清中に混在するほかの成分の妨害が免がれないことがよくある.また医学の進歩により,以前に比べよりいっそうの正確な検査成績が臨床側より要求されているのが現状である.このようなことより妨害物質に関する問題が最近とくに論じられるようになってきた.
 妨害物質とは,目的物質の分析に影響を与える物質ということができる.そして妨害物質による分析誤差のパターンは三つあげることができる.第一は妨害物質が目的物質と類似の反応を示しプラス誤差を生ずる場合である.例えばクレアチニンをJaffe反応を用いて測定する場合,Jaffe反応の特異性の欠如からブドウ糖,アスコルビン酸,ピルビン酸などのいわゆるクロモゲンも同時に反応し,プラス誤差を生ずるときなどである.

トピックス

エラスターゼの測定

著者: 中島公雄

ページ範囲:P.861 - P.861

 エラスターゼは,プロテアーゼの一種で,弾性線維エラスチンを特異的に水解する唯一の酵素と考えられている.本酵素は膵外分泌腺より分泌される外分泌酵素の一つであり,生体内での役割については,まだ一定の見解は得られていない.体内では主として膵臓に存在する.そのほかわずかに白血球,血小板,脾臓,大動脈壁などに存在することが知られているが,それらが膵エラスターゼと同一であるかは不明である.ヒト膵エラスターゼには,エラスターゼ-1とエラスターゼ-2の2種類が存在することが知られており,この二つの酵素は物理学的,酵素学的および免疫学的に区別される.
 ヒトの血中エラスターゼ含量(または活性)を測定する試みは,コンゴレッドエラスチンを基質に用いる酵素活性測定のほか,二,三の報告があるが,いずれも現在用いられていない.最近,合成基質を用いたエラスターゼ活性測定法が開発されたが,この方法を用いてもヒト血中エラスターゼ活性測定は困難との報告が多い.これはおそらく,血中エラスターゼ濃度がきわめて微量であることと,エラスターゼが酵素阻害物質であるα1-アンチトリプシンやα2-マクログロブリンと結合しているからと考えられる,1978年,大山ら1)はヒト膵液よりエラスターゼ-1(以下E-1と略す)を精製し,血中E-1のラジオイムノアッセイ(RIA)法による定量を可能にした.

検査を築いた人びと

神経鍍銀染色法の創始者 カミロ・ゴルジ

著者: 酒井シヅ

ページ範囲:P.802 - P.802

 細胞体内のゴルジ内網装置,脊髄のゴルジ細胞,皮下組織の知覚神経の終末器官の一つゴルジ・マッソニ小体と,組織学を多少とも学んだ者になじみのあるゴルジは神経の鍍銀染色法の創始者としても広く知られる.ゴルジ染色法と呼ばれるその方法が応用されて以来神経組織学は格段の発展をみせたのである.

私たちの本棚

丸元 淑生「システム料理学」/J. R. R. トールキン「指輪物語」/金子 光晴「どくろ杯」/山下 洋輔「ピアノ弾き翔んだ」いまいちマジに料理しよう!

著者: 佐久一枝

ページ範囲:P.808 - P.808

システム料理学
 東大文学部卒の丸元氏が現代栄養学を勉強した理由がにくらしい.料理をこれ以上女にまかせておけないと判断したからだそうだ.
 大事なのは,たまのご馳走の作り方ではなく毎日の食事をいかに充実させるか,そのためのシステム作りが紹介されている.

けんさアラカルト

パラフィンブロックの整理法

著者: 柏井明子

ページ範囲:P.844 - P.844

 私の職場は研究所なので剖検数こそ年間30数体と少ないが,動物実験も行うのでブロックの数はかなり多いと言えます.そこでこんなふうに整理しています.
 1)薄切し終わったブロックはそのまま冷凍庫へ半日ほど入れておきます.そうすると簡単に手でブロックと木片がはがせます.木片は再び使えます.

りんりんダイヤル

CRPのSRID法について

著者: 河合忠

ページ範囲:P.865 - P.865

 問 CRP検査は毛細管法で測定しておりましたが,検査依頼の増加や定量値の併記を希望する医師がいるため,SRID法へと変更しました.
 1)毛細管法では56℃不活化不要ということで,キレート剤を添加してあるようですが,SRID法にも添加してあるのでしょうか.

コーヒーブレイク

めんそーれ沖縄

著者:

ページ範囲:P.807 - P.807

 高度を下げながら那覇空港に接近する飛行機の窓からは,期待していたきらめく太陽と,その下のエメラルドグリーン,コバルトブルーの海をみることはできなかった.3年前,奄美大島からこの島へ飛んで来たときには,冬であったが晴天に恵まれて,南の島のすばらしく美しい空と海の風景を味うことができたのだが,今回は,降雨率70%の梅雨明け前の沖縄行となった.そのうえ,航空会社の乗務員ストが報ぜられ,東京と沖縄での間に,万一ストになったときの処置について電話往復があったりしたが,前日夜半にスト中止となり,琉球大学の方々のご尽力で,予定していた会議や施設見学も無事終了した.
 やがて沖縄には,沖縄の終戦記念日がくる.6月23日である.沖縄では休日が本土より1日多いんです.バスのガイド嬢がつけ加えたが,沖縄でも戦争体験をもつ人は少なくなってきている.

基本情報

検査と技術

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1375

印刷版ISSN 0301-2611

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