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雑誌目次

雑誌文献

検査と技術24巻8号

1996年07月発行

雑誌目次

病気のはなし

悪性リンパ腫

著者: 押味和夫

ページ範囲:P.594 - P.600

新しい知見
 REAL分類(Revised European-American Classification of Lymphoid Neoplasms)は1994年のBlood誌84:1361-1392に発表されたリンパ系腫瘍の最新分類である.この分類の特徴は,現在リンパ球由来と考えられるすべての悪性腫瘍(急性リンパ性白血病,慢性リンパ性白血病と類縁疾患,悪性リンパ腫,形質細胞腫瘍)を網羅していること,腫瘍細胞の組織発生や細胞起源に基づく科学的かつ正確な分類を目ざしていることの2点である.

技術講座 生化学

骨型ALPの測定

著者: 佐藤豊二 ,   小川真知子

ページ範囲:P.601 - P.606

新しい知見
 骨粗鬆症は最近の医療におけるトピックス的な骨疾患である.血清中の骨型ALP(B-ALP)はページエット(Paget)病,骨粗鬆症,骨肉腫や骨折などの骨疾患のマーカーとしても,癌の骨転移のマーカーとしても,さらには甲状腺機能亢進症,副甲状腺機能亢進症のマーカーとしても重要である.健常者の骨形成のマーカーとしても重要であり,B-ALPの測定は最近の動向であり,活発に行われている.

免疫

免疫学的便潜血検査

著者: 藤森勲 ,   梅原貴子 ,   坪地利美 ,   田中香代子 ,   中安小百合

ページ範囲:P.607 - P.611

新しい知見
 近年,食事の変化から大腸癌が増え続けている.日本食中心から欧米型になり,高脂肪,低繊維などが原因とざれている.そのため,大腸癌検診の増加とともに,便潜血反応検査が重要になってきた.その代表的なものとして免疫学的便潜血反応がある.検査法としては,①凝集法(赤血球,ラテックス,金コロイド),②イムノクロマト法,③EIA法などがあり,用手法と集団検診用として自動分析装置なども多くのメーカーから開発されてきたのが現状である.免疫学的便潜血反応は糞便中のヘモグロビンを検出する方法で,その検出感度は優れているが,臨床的観点から検出量(カットオフ値)をどこに置くかが問題点とされている.

微生物

細菌同定キットの正しい使用法

著者: 田中美智男

ページ範囲:P.613 - P.622

新しい知見
 細菌同定キットは正確・迅速な同定検査のために不可欠な検査法である.近年はDNAプローブや蛍光基質を利用したキットが市販され始め,適用菌種の拡大と精度の向上が図られつつある.今後さらに精度管理用菌株の整備やキット間差の是正など,運用面での進歩も期待されている.

病理

よりよいHE染色

著者: 金子伸行

ページ範囲:P.623 - P.626

新しい知見
 ヘマトキシリン・エオジン(HE)染色は,1860年代から用いられてきた1).今日では1979年に発売された替刃式ミクロトーム刃2)が,それまで用いられてきた一本刃に代わり主流となった.そのため,より薄い切片を得ることが可能となり,従来と同じ条件の染色法では淡くしか染まらなくなってしまった.そこで,染色液の濃度を高くしたものや,染色液中の不純物を取り除き,安定した染色性を得られるようにした染色液が用いられるようになった.

一般

尿沈渣中のアーチファクト

著者: 前田和成

ページ範囲:P.627 - P.631

新しい知見
 尿沈渣検査法は手技,判定方法が各施設によって異なるため,臨床検査としての標準法の確立が強く望まれる.日本臨床衛生検査技師会の標準化事業として,「尿沈渣検査法」1)が発刊(1991年)され,次いで日本臨床検査標準協議会より提案指針,「尿沈渣検査法」JCCLS GP1-P22)(1995年)が示された.いずれも採尿方法から報告まで詳細に解説されており,日常検査における標準操作法および今後,各施設における尿沈渣の精度管理の指針となるものである.

生理

小児の誘発電位—[1]視覚誘発電位記録と判読の実際

著者: 宮尾益知

ページ範囲:P.633 - P.637

新しい知見
 正常乳児において,固視は生後数週以内に明らかになるが,ときに生後6週間でも明らかでないことがある.白内障,未熟児網膜症,重度精神遅滞などが疑われるが,ときに後には正常発達が明らかになりながら,4〜9か月まで固視が明らかでなく,網膜電図(electroretinogram;ERG)もときには異常,視覚誘発電位(visual evoked potential;VEP)波形も記録不能,不完全あるいは未熟であることがある.視力が正常になればERG,VEPも急速に正常化する.これらの場合には,視神経乳頭・視神経の髄鞘化の遅れ,後頭葉視覚領野の髄鞘化を含めたネットワークの遅れなどが想定されている.これらのことは,乳児期において電気生理学的に視力の予後判定を行う場合には留意する必要がある.

マスターしよう検査技術

血球凝集反応

著者: 堀井隆

ページ範囲:P.641 - P.645

 血球凝集反応は赤血球表面の抗原に対応する凝集素との抗原抗体反応であり,ABO式やRh式などの血液型判定や不規則性抗体の検出,寒冷凝集反応やPaul-Bunnell反応などに利用されている.さらに赤血球そのものを抗原とする以外にも,赤血球表面に抗原物質を吸着させ,この抗原に対する抗体とで凝集反応を起こす受身(間接)赤血球凝集反応や,抗体を赤血球に吸着させ抗原と反応させる逆受身(逆間接)赤血球凝集反応も広く用いられている.
 血球凝集反応の術式はスライドやトレイを用いる方法,試験管を用いる方法,マイクロプレートを用いる方法が一般に行われ,それぞれ凝集反応の観察方法が異なる.

生体のメカニズム 凝固・線溶系・3

線溶機序・線溶阻止機序

著者: 緇莊和子 ,   福武勝幸

ページ範囲:P.647 - P.650

 血管の破綻により出血すると,血管の収縮,血小板の粘着・凝集,血液凝固の活性化によるフィブリン血栓の形成といった一連の反応で止血される.そして血管の修復に伴い,フィブリン血栓は速やかに溶解される.このフィブリンが溶解される現象を線維素溶解現象(線溶;fibrinolysis)と呼ぶ.血栓のために閉塞あるいは狭窄した血管の血流は,線溶系の亢進により再開通し,血液循環は正常に回復する.ここでは主に血液中における線溶系について概説する.

検査データを考える

血清鉄とフェリチン値の評価

著者: 米満博 ,   菊野薫

ページ範囲:P.651 - P.655

はじめに
 鉄は生体にとって必須の微量金属元素であり,ヘモグロビンの構成要素として呼吸に,またエネルギー代謝に必要な酵素の構成成分として極めて重要な体内機能に関与している.最近,鉄運搬蛋白としてのトランスフェリンや貯蔵蛋白としてのフェリチンに関する研究が急速に進歩し,鉄動態の詳細がいっそう明らかになってきている.日常検査においても血清鉄や血清フェリチン値が頻繁に測定され,病態の鑑別や治療の効果判定に利用されている.これらの検査の持つ意義と検査値を正しく評価するためには,複雑な鉄の動態を十分に理解することが必要である.
 本稿ではまず鉄動態の基礎を解説し,それぞれの検査測定の持つ意義と,それをもとにした結果判定のしかたについて述べる.

検査法の基礎検討のしかた 臨床化学検査・7

測定値の正確さの評価試験

著者: 雲類鷲雄一 ,   白井秀明 ,   桑克彦

ページ範囲:P.657 - P.661

 ユーザーの基礎検討は,メーカーでの基礎特性データを実践的に確認することである.ここでは,認証標準物質を用いる測定値の正確さの評価試験と校正方法について示す.
 日常検査法による測定値の正確さの評価試験には,標準物質を用いた標準を測定する方法と,実用基準法などの基準となる測定法との相関分析による方法とがある1).前者の方法が,実用性に優れている.一方,基準となる測定法との相関分析による方法は,多数の試料を用いて基準の測定法(評価基準測定法)と評価したい測定法(評価対象測定法)による測定値から,回帰式を求めて評価対象法の正確さを評価する.このとき用いる評価基準測定法は,実用基準法(reference method)か常用基準法(consensus method)であり,これらは通常用手法で行われる.このため,測定技術に習熟していないと信頼性のある結果は得られず実用的ではないので,一般の検査室では用いない1)

ラボクイズ

問題:低コリンエステラーザ血症

ページ範囲:P.638 - P.638

6月号の解答と解説

ページ範囲:P.639 - P.639

オピニオン

検査室の経済性

著者: 西田政明

ページ範囲:P.612 - P.612

 最近の医療を取り巻く環境の変化は著しく,高齢化社会の到来,在宅医療の推進,医療技術の高度化に加え,医療の質の向上を要求する一般社会の考えかたや要望も多様化してきている.なかでも厚生省の21世紀医療政策の方向は一段と厳しさを増し,経営安定化のため,医業の差別化戦略とともに,経済的,合理的な取り組みが必要となってきた.
 当然のことながら,検査室にとっても精度,正確度,迅速度などの検査本来の目的に加えて,採算性も考慮に入れた運営が必要になってきた.

けんさアラカルト

造血幹細胞移植における検査技師のかかわり

著者: 谷脇清助

ページ範囲:P.632 - P.632

 悪性造血血液疾患の治療法の1つである同種骨髄移植(bone marrow transplantation;BMT)は,主として血縁者間で行われていたが,血縁者間でHLA型の適合する確率が少なく,骨髄バンクの設立が叫ばれていた.1991年,ようやく骨髄移植推進事業団が発足し,骨髄バンク事業も始まり,現在では造血幹細胞移植は年間約400例以上行われるようになった.骨髄バンクの骨髄提供登録者数は,1996年2月末で70,282名,非血縁者間骨髄移植実施数は1991年から現在までに674例,また患者登録数は3,824名であり,まだまだ提供登録者数の不足をきたしている.一方,自家骨髄移植は患者の寛解状況,採取後の処理,凍結保存など手間と凍結費用がかかるため,現在ではあまり行われていない.
 次に,近年急速な進歩を遂げた末梢血幹細胞移植(peripheral blood stem cell transplantation;PBSCT)療法は抗癌剤投与後の寛解状態時にサイトカインを投与し,一時的に末梢血中に出現する造血幹細胞を採取後,細胞を処理し凍結保存をしておき,患者に強力な治療を行った後に凍結細胞を解凍して輸注し,細胞の回復を図る治療法である.同種造血幹細胞移植においては骨髄採取に際し麻酔による合併症も起こりうるので,今後はできるだけリスクの少ない自己末梢血幹細胞移植,また非血縁者からの同種末梢血幹細胞移植が多くなるものと考えられる.

トピックス

HGFとc-met

著者: 坪内博仁 ,   石野田与至宏

ページ範囲:P.663 - P.665

 HGF(hepatocyte growth factor;肝細胞増殖因子)は,初代培養ラット肝細胞の増殖促進因子として,筆者らにより初めて劇症肝炎患者血漿から単離・精製された肝再生因子である1).筆者らはHGFのcDNAのクローニングにも成功し,全一次構造をも明らかにした.その後,HGFは上皮細胞の運動性の亢進,器官の形成,さらには腫瘍細胞障害作用などの多彩な生物活性を持つことが示された.最近,HGF遺伝子を欠失したノックアウトマウスでは,胎盤形成不全により胎児期に死亡することが報告された2).HGFは多機能生理活性物質であり,生体における発生・分化に極めて重要な役割を果たしていると考えられる.
 一方,metオンコジーンは化学発癌物質N-methyl-N'-nitro-N-nitrosoguanidine(MNNG)で処理したヒト骨肉腫細胞(HOS細胞)から単離された活性型癌遺伝子である.そのプロトオンコジーンc-metは受容体型チロシンキナーゼをコードしているが,それがHGF受容体であることがBottaroら3)により明らかにされた.

最近の寄生虫情報

著者: 佐野基人

ページ範囲:P.665 - P.666

 最近の一般情報というか,われわれの日常業務の中での寄生虫ないし寄生虫症の存在は,誰がみても希薄であるといっても決しておかしくない状態にある.というよりは,むしろ日本人の皆が忘れている,意識していないといったほうが正しい.
 あのいまいましかった戦中戦後の日本は,都市農村を問わず,回虫の寄生率が60〜80%あったことを思えば隔世の感がある.日本も過去においては,そのような悲惨な時代が事実あったわけで,無寄生虫状態がずっとあったということではない.

アルツハイマー病診断を目的にアポリポプロテインEの遺伝子型を検査することの是非

著者: 大久保昭行

ページ範囲:P.666 - P.668

 アポリポプロテインE(アポE)の遺伝子は第19染色体上にあり,成熟蛋白は299のアミノ酸からできている.アポEには3種類の対立遺伝子(ε2,ε3,ε4)がある.ε2,ε3,ε4由来のペプチドをそれぞれE2,E3,E4(表現型)で表す.E3が野生型で,E2はE3と比べ158番目のアミノ酸がArgからCysに,E4は112番目のアミノ酸がCysからArgに置き換わっている.アポEは各対立遺伝子由来の3種類のペプチド2個より構成されているので,合計6種類のアイソフォームが存在することになる1)
 アポEはカイロミクロン,超低比重リポ蛋白(very low density lipoprotein;VLDL),高比重リポ蛋白(high density lipoprotein;HDL)の構成成分であり,カイロミクロン,VLDL,低比重リポ蛋白(low density lipoprotein;LDL)のレセプターのリガンドとして働いている.アポEと結合するLDL関連蛋白も存在する.アポE2とLDLレセプターとの結合活性はE3と比べ2%低く,Ⅲ型高脂血症の患者の約90%がE2/E2のホモ接合体である.しかし,E2/E2の1〜2%がⅢ型高脂血症になるに過ぎない.E4を持つ人では,アポE含有のリポプロテインレムナントの代謝が亢進し,LDLコレステロールが上昇し,動脈硬化症になりやすい.

YAC

著者: 青木直人

ページ範囲:P.668 - P.670

 染色体は直線状DNAがコンパクトに折りたたまれた形になっており,有糸分裂で2倍になった染色体は分裂した細胞に一組ずつ配分される.このように染色体が安定して複製し,分配されるための装置として,DNAの複製開始点,複製された染色体を分離するための紡錘糸が結合するセントロメア(動原体),染色体の末端にあり,DNAの安定性に関与するテロメア(末端小粒)などが備わっている.これらの3つの装置をプラスミドDNA上に組み込み,数十万塩基対以上にも及ぶDNAを取り込み,酵母内で人工染色体として複製できるようにしたものがYAC(yeast artificial chromosome,酵母人工染色体)であり,遺伝子ライブラリーの作製に用いられる.遺伝子ライブラリーは,細胞遺伝子情報を担う染色体DNAの断片や転写されたメッセンジャーRNA(mRNA)に相補的なDNA(complimentary DNA;cDNA)を満遍なくベクターに組み込んでできた遺伝子組換え体の集まりを指す.遺伝子ライブラリーを作製するためのベクターにはラムダファージ(24kbまでのDNAがクローニング可能),コスミドベクター(35〜45kbのDNAがクローニング可能)などがあるが,YACベクターは他のベクターに比べ組み込めるDNA断片のサイズが非常に大きいという特徴がある.

白血球接着不全症

著者: 小林邦彦

ページ範囲:P.670 - P.672

 細胞間接着は多細胞生物の組織形成に重要であるだけでなく,血液細胞など流血中の細胞の機能発現にも大きくかかわる.最もよく知られる例は血小板の凝集(接着)障害が出血素因をもたらすことであろう.一方,感染防御や免疫反応にかかわる白血球成分にも細胞接着がその機能発現上重要であることは近年の白血球粘着不全症(leukocyte adhesion deficiency;LAD)の発見で明らかになった1).この疾患の白血球(主に好中球)は組織細胞と接着がないため組織上を移動できないという特徴がある.
 一般に細胞間接着は細胞膜上に発現されるレセプター蛋白とその結合対手(リガンド)との可逆的な結合反応で起こる.LADはβ2インテグリンというレセプター型接着分子の欠損症として発見されたが,最近セレクチン型レセプター分子の結合異常でも臨床的かつ白血球の機能異常の点でもLADに酷似する疾患が報告された2).このためβ2インテグリン欠損をLADタイプⅠ,セレクチン結合異常をLADタイプⅡと呼ぶことが提唱されている.両疾患の存在は,白血球の機能発現には2つの異なるレセプター型接着分子による細胞間接着がともに必要であることを意味する.

けんさ質問箱

Q 糸状菌検出検査

著者: 阿部美知子 ,  

ページ範囲:P.674 - P.675

 外科外来から糸状菌検出の依頼がたびたびあります.現状は組織検体をスライドグラス上に集めてKOH液を滴下,加熱して溶出させた後,カバーグラスを載せて鏡検,糸状菌の有無を判別していますが,臨床のほうから所見と合わないといったクレームがつきます.ほかによい方法があれば教えてください.

Q 菌株の保存

著者: 山中喜代治 ,  

ページ範囲:P.675 - P.677

 私は細菌検査室に所属していますが,菌株の保存についていろいろ困っています.菌によってもいろいろ違いがあると思いますが,最もポピュラーな方法と,できれば菌ごとにしっかり決まっている方法があれば教えてください.

今月の表紙

ほんとうに収縮線維が細胞運動をさせているの?

著者: 巽典之 ,   津田泉

ページ範囲:P.606 - P.606

 「煽てれば喜び踊る蛸坊主」じゃないけれど,この表紙シリーズがおもしろいとお褒めの言葉をたくさんの方からいただいたことと,「ホントに収縮蛋白が細胞収縮力を生み出しているの?」との質問があったことから,もう一度その蛋白が運動に関与している証拠写真を出すことにした.収縮蛋白線維を細胞質内で見やすくするために,運動状態にした細胞を軟固定後に,スライディング説を実証したグリセリン筋モデルの手法に倣い,グリセリン処理し,細胞内線維構造を保持するようにし,それにミオシン重鎖溶液と反応させたミオシン結合アクチン線維を見た結果が図示されている.図aは水和性樹脂粒子を貪食させた白血球であり,貪食された樹脂を中心としてみごとな線維塊を観察することができる.このような収縮力はどこから生まれ,どのように細胞変形をきたすのかを見てみた.図bは静止時の球形白血球膜直下の線維配置であって,所々に膜直下に短線維塊があることが認められる.これに対して偽足を出し運動している細胞には,膜-膜結合をしている長い線維束が観察できる(図c).すなわち,短い線維塊が膜活性化により長い線維を形成すると同時に膜をたぐりよせることになる.この結果が膜のラフリング形成となり,ミオシンのATP分解で得たエネルギーをもって強く細胞質を収縮させる,いわゆるスクイーズ(絞り出し)現象を生じさせると考えられる.この考えをモデルで説明したのが図dである.

基本情報

検査と技術

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1375

印刷版ISSN 0301-2611

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