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雑誌目次

雑誌文献

検査と技術42巻3号

2014年03月発行

雑誌目次

病気のはなし

てんかん

著者: 細山浩史

ページ範囲:P.204 - P.209

Point

●てんかんは,約100人に1人と患者数が非常に多い疾患であるが,薬物療法を主体とした適切な治療が行われることで,多くの患者は発作寛解に至ることができる.

●薬物療法で発作コントロールが不十分な難治性てんかん患者には,てんかん専門医の診療が不可欠であり,外科治療などを考慮して,さらなる精査を行う必要がある.

●てんかん治療の最大の目標は,発作消失を目指しながら,患者および患者家族の生活の質全体を改善することであるため,多職種による介入が不可欠である.薬物療法を柱としつつ,外科治療,生活環境の調整や食事療法,精神療法,社会復帰への支援など,包括的治療を実践しなければならない.

技術講座 生理 シリーズ 血流を診る・6

血流をいかに解釈するか―実例から学ぶ

著者: 林泰佑

ページ範囲:P.210 - P.216

Point

●VFMは,カラーBモードのエコー画像から血流の速度ベクトルを表示する,新しいエコー検査の技術である.

●従来のカラードプラでは,エコービームの方向の血流速度成分しか知ることができなかったが,VFMでは血管・心臓壁の横方向の動きを計算に入れることによって,エコービームに直交する方向の血流速度成分を算出している.

●心臓・血管内の複雑な血流を可視化することができる.関心領域の左右が心臓・血管壁に挟まれていないと適用できない,ドプラの折り返し現象のために速すぎる血流があると適用できない,時間解像度がカラーBモードのフレームレートに依存する,などの制限はあるが,左室拡張不全の評価や,複雑な血流を呈する先天性心疾患へのVFMの応用が期待されている.

椎骨動脈の超音波検査

著者: 濱口浩敏

ページ範囲:P.217 - P.223

Point

●椎骨動脈の血管径には左右差があることが多い.

●椎骨動脈を観察する場合は,頸部を傾け過ぎないようにする.

●起始部や横突起入孔部周囲には病変が隠れていることが多いため,詳細に評価することを心掛ける.

●椎骨動脈の血流波形を評価する場合は,左右を比較するように心掛ける.

血液

ABL1遺伝子変異解析

著者: 佐藤優実子

ページ範囲:P.224 - P.230

Point

●白血病では病型に特徴的な染色体転座が認められ,これによって,転座切断点付近にある遺伝子同士が融合したキメラ遺伝子が形成される.

●キメラ遺伝子の検出は診断や治療法の決定,治療効果の判定に役立つ.

●慢性骨髄性白血病(chronic myeloid leukemia,CML)やフィラデルフィア染色体陽性の急性リンパ性白血病(Philadelphia chromosome-positive acute lymphocytic leukemia,Ph+ALL)の治療薬として,チロシンキナーゼ阻害剤(tyrosine kinase inhibitor,TKI)が用いられる.

●CMLやPh+ALL症例のなかにはTKIが効かない症例もあり,その原因の多くはABL1遺伝子の変異である.

●TKIが効かない症例では,ABL1遺伝子の解析結果を基に治療方針(治療の継続,治療薬の変更など)を検討する.

トピックス

プレセプシン―新しい敗血症マーカー

著者: 遠藤重厚 ,   鈴木泰 ,   高橋学

ページ範囲:P.196 - P.199

はじめに

 WHO(World Health Organization)の報告では,世界中の死亡原因の約25%が敗血症によるとされている.敗血症症例の死亡率は,報告されている症例調査では21.6~50.8%と非常に重篤な病態である.

 敗血症の早期診断は特異的治療の早期実施のため重要である.理想的な診断法あるいは診断マーカーは,測定が容易で,高度に鋭敏で,かつ迅速性があり,敗血症の早期診断を可能にし,感染の重症度と相関し,そして治療に役立つものであるべきである.

臨床検査のグローバルハーモナイゼーション

著者: 濱﨑直孝

ページ範囲:P.200 - P.202

はじめに

 1960年ごろから,生化学,免疫学,血液学など生命科学研究が盛んになり,その成果を利用することで,経験だけではなく臨床検査データを分析し,科学的に診断治療を行う医療環境が整備され始めた1).現在では,臨床検査データは医師にとっての重要な羅針盤となり,臨床検査データを有効に利用することなく医療を行うことは,目隠しをして車を運転するような危険な行為となっている2,3)

 臨床検査測定値に関しては,患者に接して診断・治療を行っている医師などと,臨床検査検体を分析・定量している臨床検査関係者の間では,比較的最近に至るまでの長い間,その認識は随分と違っていた.患者に接している医師らは,臨床検査測定値の重要さは認識していても,それぞれの病院内の検査測定値が「あまり“ばらつかず”ある程度“正確”に測定されていれば」それぞれの患者の診断・治療には十分であり,その測定値が病院間や国内的・国際的に標準化(standardization)されていなくても何ら支障がないと受け止められてきた.

 しかし,生命科学研究が盛んになり,科学的医療が浸透してくるにつれて,臨床検査測定値を判断基準とした診断や治療に関するガイドラインの設定などが行われ始め,臨床検査測定値の相互比較の重要性,言い換えれば,臨床検査測定値標準化の重要性が医療関係者に幅広く認識されるようになってきた.

過去問deセルフチェック!

問題 写真での血液型判定

ページ範囲:P.203 - P.203

過去の臨床検査技師国家試験にチャレンジして,知識をブラッシュアップしましょう.以下の問題にチャレンジしていただいたあと,別ページの解説と解答をお読みください.

解答と解説

ページ範囲:P.280 - P.280

 血液型判定に関する問題は従来から出題されていた.従来は,結果を凝集(+),凝集(-)などと文字化し,表として提示して解釈させる問題が多かったが,最近では,臨地実習を行っているかを判定するうえでも,試験管法での結果を写真で提示する問題となってきた.

今月の表紙

浸潤性小葉癌

著者: 森谷卓也 ,   山本裕

ページ範囲:P.231 - P.231

【症例の概要】

 50歳代,女性.乳房腫瘤を自覚し来院.超音波検査で左乳房に充実性の低エコー腫瘤を認めた(図1).縦横比が大きく,境界部は不明瞭で,前方境界線は断裂しており,haloを伴っていた.後方エコーは減弱し,カテゴリー5とされた.エラストグラフィでは低エコー域全体に青色調が目立ち,歪みはみられなかった(図2).針生検で浸潤性小葉癌と診断され,乳房摘出術が施行された.肉眼的には,乳腺実質~脂肪織内に境界が不明瞭かつ充実性の,やや透明感を有する腫瘤がみられた(図3).組織学的には,脂肪組織を巻き込むように浸潤する58mm以下の多発癌で(図4),豊富な間質内に均質な癌細胞が細い索状胞巣を形成していた(図5).癌細胞相互の結合性はやや緩く,細胞質内に粘液産生もみられた.癌細胞はエストロゲン受容体・プロゲステロン受容体が陽性で,HER2は陰性であった.

基礎から学ぼう一般検査・3

尿沈渣検査(血球)

著者: 佐伯仁志

ページ範囲:P.232 - P.238

はじめに

 尿中に血球成分を認めるということは,腎泌尿器系に出血や炎症などの何らかの異常が存在することを示唆し,これらを検出することは臨床的意義が高い.尿中の赤血球は単なる出血所見ではなく,詳細に赤血球形態を観察することで出血部位を推定することが可能である.白血球も,好中球や好酸球などを詳細に観察することで有用な情報を提供することが可能である.

 本稿では,日常の鏡検法,出現の意義および紛らわしい成分との鑑別法などについて述べる.

ラボクイズ

超音波検査

著者: 西川徹

ページ範囲:P.240 - P.240

2月号の解答と解説

著者: 石郷景子

ページ範囲:P.241 - P.241

オピニオン

在宅医療の現代的意義

著者: 佐藤保生

ページ範囲:P.242 - P.243

はじめに

 私が在宅医療に取り組むようになって,20年以上がすぎた.そこで見いだしたことは,“在宅医療は患者中心の医療である”ということであった.くしくも,わが国の医療は患者中心の医療に向かっているように見える.なぜ,在宅医療は患者中心の医療になるのか.それは患者宅に出向くからである.出向くという発想に,従来の医療にはない大きな転換が内在している.患者宅を訪問するからには,自然と相手の都合を優先することになる.

 家族数の減少に伴って,わが国の家庭の介護力は脆弱になっており,各家庭はぎりぎりのところで介護を担っている.介護者がうつ的になるケースもある.このようなときは,ひたすら介護者の悩みを聞く.私が在宅医療一本で開業してからは,みとったあとは死亡診断書を患者宅に届けることが多くなった.介護者である妻は高齢で運転はできず,駆けつけた若者は診療所の場所を知らないというような状況が,おのずから見えるからである.

ワンポイントアドバイス

閉塞性肥大型心筋症の圧較差を正しく評価するには?

著者: 鈴木博英

ページ範囲:P.244 - P.247

はじめに─HCMとは?

 肥大型心筋症(hypertrophic cardiomyopathy,HCM)は明らかな心肥大をきたす,原因なく左室ないしは右室心筋の心肥大をきたす疾患であり,不均一な心肥大を呈するのが特徴である.

 心エコー図検査所見では,非均等型の左室壁肥厚(asymmetric left ventricular hypertrophy)を認める.従来,用いられてきた非対称性中隔肥厚(asymmetric septal hypertrophy,ASH:心室中隔壁厚/左室後壁厚比が1.3以上)という言葉は,Mモード心エコー図が中心の時代には最も重要な所見であった.しかし,肥大は心室中隔だけではなく,左室前壁,後壁,側壁,心尖部,右室などに局在する.また,全周性に肥大を認めることもある.断層心エコー図でASHを呈さない形態があることを考えると,非均等型の左室壁肥厚と表現するべきである.

 肥大様式の分類としてMaron分類が用いられることがあるが1),肥厚のパターン分類と予後との間に関連はみられない.一方で,肥厚の程度は突然死のリスクと直接関係があり,壁厚が30mm以上となる肥大は突然死のリスクが高いとされている2).断層心エコー図では,前側壁領域は肺が被りやすく,不鮮明となって過小評価することがあるので,十分な注意が必要とされる.

臨床医からの質問に答える

心エコーの肺体血流比の信頼性について教えてください

著者: 種村正

ページ範囲:P.248 - P.252

はじめに

 心エコーで計測した肺体血流比〔QP/QS(pulmonary flow/systemic flow)〕が,心カテーテル検査で計測した値と比べて,どの程度信頼できるのかという質問である.背景として,心エコーで計測したQP/QSには無視できない計測誤差があることを知ったうえでの問いであろう.臨床医として,患者に心カテーテル検査や手術を勧めるときの根拠になりうるか,あるいは,経過観察の指標として使えるかどうかを知りたいのだと考えられる.

臨床検査のピットフォール

偽性高カリウム血症におけるピットフォール

著者: 池本敏行

ページ範囲:P.253 - P.255

はじめに

 高カリウム(kalium,K)血症が高度な場合には,生命に危険が及ぶほどの重篤な不整脈を起こすため,早期に適切な治療が必要である.偽性高カリウム血症を鑑別にするには心電図測定や血漿カリウム測定などが必要となるため,偽性高カリウム血症を引き起こす要因の把握が重要である.その要因として,溶血,採血時のクレンチング,抗凝固剤〔EDTA-2K(ethylenediaminetetraacetic acid-dipotassium salt dihydrate)など〕の混入,全血での長時間の放置,血小板増多などがある.

 溶血は肉眼的にも判断が可能であり,EDTAの混入は他の酵素活性も阻害されることから,比較的容易に判断できる.本稿では,その他の要因と対策について記述する.

Laboratory Practice 〈微生物〉

PK-PDブレイクポイント―有効な抗菌薬投与法を選択するための指標

著者: 猪川和朗

ページ範囲:P.256 - P.260

抗菌薬のPK-PDとブレイクポイント

 抗菌薬の薬物動態(pharmacokinetics,PK)とは,投与法と薬物濃度との関係性を示し,代表的なPKパラメータ例は最高薬物濃度(maximum drug concentration,Cmax)である.一方,抗菌薬の薬力学(pharmacodynamics,PD)とは,薬物濃度と抗菌作用との関係性を示し,代表的なPDパラメータ例は最小発育阻止濃度(minimum inhibitory concentration,MIC)である.

 PKとPDの両者を組み合わせた,すなわち抗菌薬投与法と抗菌作用との関係性を示すPK-PDパラメータには,①抗菌薬CmaxのMICに対する比(Cmax/MIC),②抗菌薬濃度がMICを超えている時間の割合(time above MIC:T>MIC),③抗菌薬濃度-時間曲線下面積(area under the curve,AUC)のMICに対する比(AUC/MIC)の,3つがある.

〈生理〉

心電図データベースマネージメントシステムを用いた精度管理の試み

著者: 古川泰司 ,   大村直子 ,   富原健

ページ範囲:P.261 - P.270

はじめに

 診療現場では,各種検体検査,画像診断,心電図など,反復して行われる検査の過去記録との比較が患者診療方針の決定のために必須である.しかし,それを行うためには各計測値の精度が担保されているという前提があり,検体検査であれば,X-R管理図を含む各種の精度管理図が作成され,放射線画像であればファントム撮影が精度保障のために行われている.しかしながら,現在の生理機能検査においては,この精度管理業務が当然であるという意識は薄いと言わざるを得ず,内部精度管理に関しては,機器精度・手技精度とも公開情報は非常に少ないのが現状である.

 心電図についていえば,アナログ心電計が多用されていた頃は,校正波記録とともに,模擬波形発生装置による心電図波形を用いた検討報告が散見されたが1~3),詳細な検討報告は近年では認められない.現行で使用されている心電計は,ほとんどデジタル化されており,それだけ信頼度が高いとも考えられるが,実診療での精度担保の努力が払われなくてよいわけがない.

 一方,心電図は特に即時性を要求される検査である.このため,心電図の結果保存・ファイリング・データベース化に関しては,診療録の電子化に先立って取り組みが行われてきたケースが多く,複数の医療機関から心電図検査ファイリングシステムの導入経験,運用状況,コスト削減効果についての報告がなされている4~7).しかしながら,運用実績が多い割には,臨床側からみたシステムの実臨床への有用性や,システムを用いた精度管理業務の報告はみられない.病院検査部門の標準化・認定には,国際規格としてISO 15189が徐々に普及しつつあるが,同規格の2012年版では,生理機能検査,特に心電図が含まれると記載された.今後,検査室の認定・認証において,心電図検査の精度管理・標準化は必須の業務となる可能性がある.

 そこで筆者らは,生理機能検査として最も一般的な心電図検査について,2010年から長期間にわたる機器精度管理業務の実働を試みた.本稿では,帝京大学医学部附属病院での運用状況を概説し,また,精度管理業務の現状を述べる.

〈一般〉

「血尿診断ガイドライン2013」の特徴とその活用

著者: 菊池春人

ページ範囲:P.271 - P.275

はじめに

 ほとんどの読者はNHKテレビの「ためしてガッテン」という番組をご存じのことと思うが,実は,2013年9月11日のこの放送で「血尿診断ガイドライン2013」1)が取り上げられた.ご覧になった方もかなりいらっしゃるのではないだろうか.筆者はディレクターの取材を受けて,この番組の制作に協力していた(テロップに名前は出なかったが…).

 本稿では,テレビ番組で扱われることで,一般の人々にも知られるようになったのではないかと思われる本ガイドラインについて,作成にかかわった一員として,その編集経緯や特徴,活用方法などについて述べる.

学会印象記 第60回日本臨床検査医学会学術集会

第60回日本臨床検査医学会学術集会に参加して

著者: 久保田亮

ページ範囲:P.276 - P.277

 第60回日本臨床検査医学会学術集会が2013年10月31日(木)~11月3日(日)の4日間,神戸国際会議場で開催されました.会場は,神戸市の中心,三宮駅からポートライナーで約10分の場所であるにもかかわらず,私が参加した10月31日,11月1日が平日だったこともあり,周辺は静かでした.

 今回は,シンポジウム,特別講演,一般演題発表が全396題もあり,臨床検査に携わるメディカルスタッフや研究者,企業,学生の方々が多く参加されていました.本学術集会のメインテーマが「一致団結! 臨床検査」ということもあり,臨床検査にかかわる多くの学会(日本臨床衛生検査技師会,日本電気泳動学会,日本臨床検査学教育協議会,日本臨床化学会,日本臨床微生物学会,日本検査血液学会,日本超音波検査学会,日本医用マススペクトル学会,日本臨床検査専門医会,日本臨床検査自動化学会,日本遺伝子診療学会)による共催となっており,それぞれの学会が主共催するシンポジウムやセミナーが行われていました.

第60回日本臨床検査医学会学術集会のR-CPCに参加して

著者: 菅野光俊

ページ範囲:P.278 - P.279

 2013年10月31日~11月3日に,兵庫県神戸市の神戸国際会議場で第60回日本臨床検査医学会学術集会が開催されました.本学術集会は“臨床検査の発展には,臨床検査に携わる全ての者がお互いに協調して臨床検査を通じて医学・医療の発展に貢献するという目標に向かって努力することが必須”であるという,学会長の矢冨裕先生のお考えのもと,メインテーマは「一致団結!臨床検査」として開催されました.まさに,そのテーマのように内容が充実した学会でした.

 そのなかで,私が参加したR-CPC(reversed clinicopathological conference)について報告いたします.本学術集会のR-CPCは信州大学医学部病態解析診断学教授の本田孝行先生の企画で,2・3日目の午前中に行われた2症例のR-CPC以外に,1・2日目に4階407室を使用して,信州大学方式の“ルーチン検査値の読み方・考え方”の学習方法をe-learning形式で提示し,体験していただきました.

INFORMATION

第14回自動呼吸機能検査研究会関東部会

ページ範囲:P.199 - P.199

 自動呼吸機能検査研究会は,自動化された機器の特性を理解し,臨床が求めている結果を出すためにはどのようなことを伝えていったらよいのかを考えて活動しております.そのなかで関東部会を14年前に立ち上げました.

 昨年13回では基本であるスパイロフローボリューム検査を臨床の求める結果を出せる技師になるための座学と実習に時間をかけて行いました.多くの方が自信を持って職場に帰られたことと思います.

 今回は,基礎であるスパイロフローが主体のAクラスと,基礎を理解している方を対象としたガス分析(DLcoSB・FRC・CV)のBクラスのクラス分けで行います.


日時:2014年3月9日(日)10:00~16:30

会場:フクダ電子株式会社会議室(東京・本郷)

新適塾特別版「山村雄一記念ライフホール開設講演会」

ページ範囲:P.209 - P.209

日時:2014年4月23日(水)13:10~18:00

場所:千里ライフサイエンスセンタービル5階

   山村雄一記念ライフホール

   大阪府豊中市新千里東町1-4-2

   地下鉄御堂筋線/北大阪急行千里中央下車

第20回第1種ME技術実力検定試験および講習会

ページ範囲:P.252 - P.252

 一般社団法人日本生体医工学会では,ME機器・システムおよび関連機器の保守・安全管理を中心に総合的に管理する専門知識・技術を有し,かつ他の医療従事者に対し,ME機器・システムおよび関連機器に関する教育・指導ができる資質を検定することを趣旨とした第1種ME技術実力検定試験ならびに講習会を下記の要領で開催します.

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『臨床検査』3月号のお知らせ

ページ範囲:P.238 - P.238

「ラボクイズ」解答/読者アンケート

ページ範囲:P.281 - P.281

投稿規定

ページ範囲:P.282 - P.282

あとがき・次号予告

著者: 伊瀬恵子

ページ範囲:P.284 - P.284

 2013年は超大型台風や竜巻など,自然の猛威をあらためて考えた一年でした.2014年は穏やかな年になるでしょうか?

 今月号の「技術講座」は,『シリーズ 血流を診る』『椎骨動脈の超音波検査』『ABL1遺伝子変異解析』です.読者のみなさんからのリクエストは生理検査に関するものが多いです.超音波検査は術者の技量に左右される場合もあるので,日常検査のレベルアップに役立ててください.

基本情報

検査と技術

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1375

印刷版ISSN 0301-2611

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