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雑誌目次

雑誌文献

検査と技術46巻11号

2018年11月発行

雑誌目次

病気のはなし

くも膜下出血

著者: 鎌田恭輔

ページ範囲:P.1210 - P.1214

Point

●くも膜下出血は,主に脳にできた動脈瘤破裂による出血である.

●破裂前は無症状であり,頭部画像診断が重要である.

●頭部CTは両側脳表面に広がる出血所見が多く,見落としのリスクがある.

●診断・治療の遅れは動脈瘤再破裂のリスクを高め,生命の危機にひんする.

技術講座 病理 シリーズ 免疫染色(IHC/ICC)の基礎・4

病理診断に利用される代表的な抗体

著者: 柳田絵美衣

ページ範囲:P.1228 - P.1235

Point

●サイトケラチン(CK)は上皮系,S100は神経系とメラノーマなど,腫瘍細胞の由来・性質を知ることができる.

●リンパ腫ではT細胞由来(CD3陽性)なのかB細胞由来(CD20陽性)なのか,肺癌では腺癌(TTF-1,Napsin A陽性)なのか扁平上皮癌(p40またはp63,CK5/6陽性)なのかなど,薬剤や治療を選択するために免疫染色を用いる.

●HER2/neu,CD117(c-kit),PD-L1など,治療薬剤に直結するコンパニオン診断に用いる抗体が次々に登場している.

—step up編—粘着フィルム(川本法)を用いた凍結切片作製—術中迅速診断用凍結切片作製への応用

著者: 川本忠文

ページ範囲:P.1251 - P.1259

Point

●凍結切片は切片支持用粘着フィルム(Cryofilm)を用いて作製する.

●切片がCryofilmに貼り付いた状態で染色し,川本法専用封入剤でスライドガラスとCryofilmの間に切片を封入保存する.

●切片は油浸レンズで高倍率観察できる.

●切片は組織学的染色,組織化学的染色,酵素組織化学的染色,免疫組織化学的染色(FIHC含む),遺伝子組織化学的染色,遺伝子発現解析,MSイメージング,水溶性物質の分布研究など,多くの研究に使用できる.

●大きな試料(マウス,ラットなどの全身)から切片標本を作製できる.

●専用替刃を使用することで骨などの硬組織から厚さ1μmの凍結切片を作製できる.

生理

超音波検査による甲状腺疾患の診断

著者: 中野賢英 ,   福成信博

ページ範囲:P.1236 - P.1241

Point

●超音波検査は,甲状腺疾患の診断に非常に大きな役割を果たしている.

●まずはBモードを習熟して,疾患ごとの特徴を把握する.

●自分なりの検査の流れを見つけ,検査漏れがないように注意する.

輸血・遺伝子検査 シリーズ HLA-DNAタイピング検査・3

—step up編—新規検査法の可能性

著者: 中島文明

ページ範囲:P.1242 - P.1249

Point

●IMGT/HLAデータベース(http://www.ebi.ac.uk/ipd/imgt/hla/)には,全HLA遺伝子の塩基配列情報が登録され,さまざまな検索・閲覧ができる.

●ambiguityとは,HLA判定結果がA02:15NとA24:02,あるいはA02:07とA24:183Nのどちらかで,これ以上確定できない状態のことである.

●500ビーズのルミネックス法は,マイクロビーズ500種類との反応を1チューブで測定し,HLA-DNAタイピング検査の高精度化と高処理化を両立している.

●NGS法は,HLA遺伝子をクローンライブラリー化せずにDNA塩基配列を測定し,ambiguityがほとんどない結果が得られる.

トピックス

臨床検査技師そして臨床エンブリオロジストとして

著者: 西博子

ページ範囲:P.1215 - P.1218

はじめに

 「将来子どもが欲しい」「親に孫の顔を見せてあげたい」など,将来の家族像を思い描き,そのうち自分も親になるだろうと考えた経験はあるかもしれない.では,「もしかしたら自分(もしくはパートナー)は出産できないかもしれない」,そんなことを考えた経験はあるだろうか.

 現在,わが国で不妊に悩むカップルは5.5組に1組といわれており,なんらかの不妊治療を受けている人は50万人と推測されている1).最近ではSNS(social networking service)の普及により,以前と比べ不妊治療が語られる社会に変化しつつあるようだが,この治療を支える生殖補助医療(assisted reproductive technology:ART)での生産率が意外と低いことはあまり周知されていない(図1)2).そのため,治療を繰り返しても期待どおりの結果にならないことも多く,患者からは「出口のないトンネルに入り込んだようだ」とよく表現される.

 このような背景の下,ARTの現場で卵子や精子を扱い,胚を培養・移植・凍結することで,医師らとともに患者の挙児希望に応えようとするのが臨床エンブリオロジストや生殖補助医療胚培養士である.この資格はいまや世界一の不妊治療大国となったわが国では欠かすことのできない存在となっている.

デジタルパソロジー時代における臨床検査技師の役割

著者: 加島志郎 ,   山形寿美代 ,   福岡順也

ページ範囲:P.1219 - P.1222

はじめに

 病理医の絶対数不足のため,地方の基幹病院クラスであっても常勤病理医を確保することが困難となり,タイムリーな病理診断が難しい(外注によるタイムラグの発生など),あるいは病理医がいてもダブルチェック体制を実施することができない(いわゆる“1人病理医”問題)など,多くの医療機関において病理診断精度の担保に恒常的なリスクを抱えていることは,臨床検査技師の観点からもよく知られていることでしょう.

 年来続くこの深刻な問題を解消するための“遠隔病理診断”という発想は,日本では1980年代後半から具現化され,顕微鏡の静止画像をメールに貼付する方法,ネット経由で顕微鏡を遠隔操作し画像を通信回線経由で入手する方法などによって実施されてきました.黎明期・初期のこれらの手法は“テレパソロジー”と呼ばれていました.これが病理のデジタル化の始まりです.

 近年になって,スライドガラスを完全にデジタル化するスキャン技術が進歩して“デジタルパソロジー”と呼称されるようになると,デジタル化は“テレパソロジー”といった限局的な使用目的のみならず,病理診断のワークフローにおいて変革を迫る大きな波として押し寄せてきています.

FOCUS

造血器・リンパ系腫瘍のWHO分類2016

著者: 牟田正一

ページ範囲:P.1223 - P.1227

はじめに

 骨髄系腫瘍およびリンパ球系腫瘍のWHO(World Health Organization)分類は,2001年に最新の分子細胞生物学的研究の成果を反映した造血器腫瘍の分類として第3版が出版,その後2008年に大改訂が行われWHO分類第4版1)として出版され広く普及している.

 WHO分類2016は,WHO分類第4版1)をもとにしているが,次世代シークエンシング技術により飛躍的に増加した遺伝子変異情報を組み込んだ点が大きな特徴で,特に予後との関連や治療方針の選択にかかわる知見が取り入れられている2〜6).本稿ではWHO分類2016の主な改訂内容について解説する.

過去問deセルフチェック!

DIC

ページ範囲:P.1227 - P.1227

 過去の臨床検査技師国家試験にチャレンジして,知識をブラッシュアップしましょう.以下の問題にチャレンジしていただいたあと,別ページの解答と解説をお読みください.

解答と解説

ページ範囲:P.1290 - P.1290

 播種性血管内凝固(disseminated intravascular coagulation:DIC)は,種々の基礎疾患を有する患者において,組織因子の発現によって全身性に凝固系の活性化が起こり微小血栓形成に伴う虚血性臓器障害が起きるとともに,凝固因子や血小板の消費性減少による出血症状が生じる症候群である.さらには,凝固系の作動により形成された血栓を溶かして分解しようとする線溶系が生体において作動し,これが亢進すると出血症状がさらに強まる.

 基礎疾患には,常位胎盤早期剝離,羊水塞栓症などの産科的疾患,急性白血病(特に急性前骨髄球性白血病はDICを発症しやすいことがよく知られ,国家試験でも頻出している)を主とする造血器腫瘍,固形腫瘍(特にムチン産生性腺癌),重症感染症(特に敗血症),重症肝疾患(特に劇症肝炎)などさまざまなものがある.

疾患と検査値の推移

慢性腎不全

著者: 木村秀樹

ページ範囲:P.1261 - P.1268

Point

●現行の慢性腎不全は,推算糸球体濾過量(eGFR)が60mL/分/1.73m2未満の状態を示し,糖尿病性腎臓病,慢性腎炎,腎硬化症が主因である.

●eGFR<60の病態は,国民の約14.5%に認められ,高齢者になると増加し70歳代で約30%,80歳以上では約40%と著明に増加する.

●eGFRが30〜59の病態では,高血圧の合併,血清クレアチニン(Cr),BUN値が上昇し,eGFRが15〜29の病態では,易疲労感,腎性貧血,夜間尿と多尿,血清P値上昇,Ca値低下を認める.eGFR<15の病態では,吐気,食欲低下,息切れ,K値の上昇,代謝性アシドーシスが合併する.

●慢性腎不全の進行とともに,超音波所見では腎皮質の菲薄化とエコー輝度の増強,腎表面の凹凸不整の増強,腎サイズの縮小を呈する.

●慢性腎不全の進行過程では,1/Cr,eGFRが直線的に低下していく.BUN/Cr>10〜20の病態では脱水,蛋白摂取量の増加を,BUN/Cr<10の病態では蛋白摂取量の低下を示す.

ワンポイントアドバイス

ペルオキシダーゼ染色をきれいに染めるために

著者: 網野育雄

ページ範囲:P.1269 - P.1271

はじめに

 ペルオキシダーゼ(peroxidase:PO)染色は,特殊染色のなかでも治療の方向性を決める重要な染色である.血液形態学は,FAB(French-American-British)分類からはじまり現在ではWHO(World Health Organization)分類2008,そしてWHO分類2016へと変化を続けているが,20年以上たってもPO染色の必要性は変わっていない.われわれの諸先輩方より引き継いだ染色方法でいまだに治療の方向性を決めることのできる染色方法である.それだけに,手技をきちんと行う必要がある.

 現在では染色キットを用いたPO染色が一般的になっている.染色キットには,DAB(3,3’-diaminobenzidine)染色キット,PO染色キット,New PO-K染色キット(いずれも武藤化学社製)などがある.本稿では,当院で使用しているDAB染色キットについて手技により影響を受けるものに焦点を当て,どのように対応しているかを図を交えて説明していく.

臨床医からの質問に答える

個人病院でグラム染色を始めるにあたり,準備するものを教えてください.

著者: 山本景一

ページ範囲:P.1273 - P.1276

はじめに

 グラム(Gram)染色は,基本的な微生物検査の1つであり,細菌をグラム陽性菌とグラム陰性菌に染め分け識別することで,感染症の起因菌を早期に推定し,初期治療の際の抗菌薬選択に役立てることができる.したがって,“微生物検査室はないが,グラム染色だけは行っている”という施設も少なくない.

 今回は,微生物検査設備を有していない中小規模病院の検査室の一角において,グラム染色を開始する状況を想定し,必要な機材や注意点について述べる.

臨床検査のピットフォール

腫瘍マーカー測定のピットフォール

著者: 阿部正樹

ページ範囲:P.1277 - P.1280

はじめに

 診察前検査として広く用いられている腫瘍マーカー検査であるが,非特異的な反応による異常データの発生を完全に抑えることには至っていない.さらに試薬ごとに使用されている抗体の特性の違いや腫瘍マーカー自体の構造の多様性により,測定値の試薬間差も依然存在することから,本稿では腫瘍マーカー測定時のピットフォールについて解説する.

Laboratory Practice 〈生理〉 シリーズ 超音波検査の導入奮闘記・4

頸動脈超音波検査の手順

著者: 鈴木博英

ページ範囲:P.1282 - P.1289

プローブの種類

新人(Aさん):頸動脈超音波検査の意義と頸動脈の解剖に関しては理解ができました(本誌46巻10号1183-1185頁参照).今回は検査方法を教えてください.

先輩(中堅技師):そうですね.それでは,今回は検査の手順について勉強していきましょう.

 Aさん,超音波検査に欠かせないプローブはどんな種類を用いればよいかを知っていますか?

Q&A 読者質問箱

コンピュータークロスマッチについて教えてください.

著者: 昆雅士

ページ範囲:P.1291 - P.1293

Q コンピュータークロスマッチについて教えてください.

A コンピュータークロスマッチは1994年,Butchら1)によって提唱されました.コンピュータークロスマッチとは,ヒューマンエラーによるABO血液型不適合輸血の防止を最大の目的としており,血清学的な交差適合試験の代わりにコンピューターを用いてABO・RhD血液型の適合性を確認する手法です.実際に輸血を行う際には,あらかじめコンピューターに登録された患者のABO・RhD血液型,不規則抗体などの情報と,赤血球製剤ラベルのバーコード情報(ABO・RhD血液型,血液製剤名,製造番号など)をコンピューター上で照合し,適合性を確認したうえで血液製剤を出庫します.

連載 生理検査のアーチファクト・19

—神経伝導検査④—電気刺激に伴うアーチファクト

著者: 伊藤栄祐

ページ範囲:P.1294 - P.1296

こんなアーチファクトを知っていますか?

 図1は,同一健常被検者の腓腹部において,腓腹神経を刺激し外果近傍より電位を導出した逆行性感覚神経伝導検査の結果である.

 ①は刺激電極の陰極と陽極を腓腹神経の走行上に配置して刺激を行う一般的な検査手技により記録した感覚神経活動電位(sensory nerve action potential:SNAP)の波形である.記録波形の基線は左下方から右上方に向かう曲線となり,基線が歪んだ状態となっている.

ラボクイズ

血液検査

著者: 市川佐知子

ページ範囲:P.1298 - P.1298

10月号の解答と解説

著者: 石田容子

ページ範囲:P.1299 - P.1299

書評

よくわかる血液内科

著者: 山中克郎

ページ範囲:P.1250 - P.1250

内科医に必要な最新知識と初期対応をわかりやすく解説

 本書を手に取りすぐに目に入るのは,血球細胞の大きくてきれいな写真とわかりやすく病態を説明するカラーイラストである.例えば,寒冷凝集素症と温式自己免疫性溶血性貧血の発症機序の違いは,イラストを見ると容易に理解ができ,それぞれが血管内溶血と血管外溶血を起こす理由も明らかとなる.そして,続発性免疫性溶血性貧血を起こすSLEや非Hodgkinリンパ腫,感染症(EBウイルス,パルボウイルスB19,マイコプラズマ)などの基礎疾患を検索することの重要性が説明される.

 血液内科は特殊な領域である.急性白血病に対する化学療法は誰でもすぐに行えるような分野ではなく,抗がん剤の副作用とその対処に対する十分な知識,長年の経験が必要だ.私も血液内科医として働いた時期がある.極度の免疫不全状態にある造血器腫瘍の患者はすぐに全身状態が悪化する.専門性が高い疾患を扱うためか,血液内科病棟はやや閉鎖的で他科の医師との交流も少なかった.

造血幹細胞移植ポケットマニュアル

著者: 豊嶋崇徳

ページ範囲:P.1272 - P.1272

造血幹細胞移植医療の全てがまとまった実用的な一冊

 本書は,わが国の造血幹細胞移植医療をリードする国立がん研究センター中央病院の福田隆浩科長が,移植チームメンバーの協力を得て執筆した実践的なポケット版マニュアルです.造血幹細胞移植医療は他の医療と比べ患者の個別性が高く,また準備から外来フォローまで長期間にわたり,その間さまざまな職種がかかわる,極めて複雑で高度な医療です.そのため,一つの問題を解決するために,さまざまなWebや成書に当たる必要があります.移植の合併症が全身的であり,かつ多岐にわたるのがその理由の一つです.

 本書の特徴は,造血幹細胞移植医療の全てがこの一冊に盛り込まれている点にあります.例えば,移植後の高血圧に対して推奨される降圧剤が具体的に用量まで記載されています.つまり,エビデンスがあっても,実際にはどう対応すればいいのか迷う点にまで踏み込んで記載されています.また編成も移植の準備から,入院,外来フォローと経時的な流れになっており,移植にかかわるさまざまな職種の方が各職種の関与する項目の箇所を調べやすいように工夫されています.また,移植を依頼する立場の血液内科医にとっても移植適応,患者さんへの説明,また移植後のフォローと,座右にあって役立つ書となっています.このように対象とする読者が移植医のみならず,さまざまな医療スタッフ,コメディカル,一般血液内科医と多岐にわたるのも本書の特徴です.

病歴と診察で診断する感染症—System1とSystem2

著者: 岸田直樹

ページ範囲:P.1281 - P.1281

研修医必読!感染症の苦手意識が短時間で吹っ飛ぶ!

 「病歴と診察で診断する」と聞くと「そんな必要があるのか?」と思うのは無理もない.なぜならば,今の時代,さまざまな検査が発達しており,病歴・身体所見などなくてもうまくいくと感じることが意外に多いかもしれないからだ.確かに検査は病歴・身体所見よりもクリアカットに見えやすい.が,検査の解釈に感度・特異度の理解は必須であり,検査にも限界はあることは肝に銘じなければならない.

 しかし,それでも病歴・身体所見よりも「わかりやすい」と感じてしまうのも仕方がないほど,今日,優れた検査は多い.CRPも悪者のようにいろいろ言われるが,評者も「研修医の下手なプレゼンテーションを聞いているくらいであれば,CRPの方が何倍も役に立つな」と若干の皮肉を交えて指導を行っているくらいである.……半分以上,真にそう思っている.

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目次

ページ範囲:P.1208 - P.1209

『臨床検査』11月号のお知らせ

ページ範囲:P.1260 - P.1260

医学書院ウェブサイトをご利用ください

ページ範囲:P.1293 - P.1293

「ラボクイズ」解答/読者アンケートFAX

ページ範囲:P.1297 - P.1297

あとがき・次号予告

著者: 種村正

ページ範囲:P.1302 - P.1302

 “働き方改革”という言葉をよく耳にするようになりました.働き方改革とは“一億総活躍社会”を実現するための改革で,一億総活躍社会とは,少子高齢化が進むなかでも“50年後も人口1億人を維持し,職場・家庭・地域で誰しもが活躍できる社会”のことだそうです.政府がこの目標を掲げた背景には生産年齢人口〔現役世代(15〜64歳)〕が想定以上のペースで減少していることがあります.内閣府が発表している日本の将来人口推計を見ると,2053年には総人口9,924万人,2065年には8,808万人まで減少し,生産年齢人口は2029年には6,951万人,2065年には4,529万人となり,現役世代1.3人で1人の高齢者を支えることになると推計されています.このままでは国力の低下は避けられないとして,労働力不足解消のために“働き方改革”を掲げた訳です.具体的には,①働き手を増やす(労働市場に参加していない女性や高齢者),②出生率を上げて将来の働き手を増やす,③労働生産性を上げることを3本柱として長時間労働の解消,非正規と正社員の格差是正,高齢者の就労促進を課題としています.

基本情報

検査と技術

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1375

印刷版ISSN 0301-2611

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