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雑誌目次

雑誌文献

検査と技術50巻12号

2022年12月発行

雑誌目次

病気のはなし

HIV感染症/AIDS

著者: 塚田訓久

ページ範囲:P.1296 - P.1303

Point

●ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染症は,適切な抗HIV療法を継続することにより長期生存可能な疾患である.

●抗HIV療法によりウイルス量が抑制されれば,パートナーへの感染性は失われる(U=U).

●日本では,新規に診断されるHIV陽性者のうち約3分の1が,診断時に後天性免疫不全症候群(AIDS)を発症している.

●HIVスクリーニング検査の感度・特異度はいずれも良好であるが,検査前確率が低い場合には偽陽性が多いため,結果の解釈には注意が必要である.

技術講座 生化学

持続皮下グルコース検査

著者: 小野佳一

ページ範囲:P.1321 - P.1328

Point

●持続グルコースモニター(CGM)では,従来の血糖測定やヘモグロビンA1c(HbA1c)ではわからなかった1日のグルコース濃度の変動を線で確認できます.

●CGM装置には,患者が使用するパーソナルCGM装置と医療従事者が使用するプロフェッショナルCGM装置があります.

●医療法が改正され,臨床検査技師が検査の説明や報告書の作成だけでなく,CGM装置の着脱などの作業ができるようになりました.

微生物

発色酵素基質培地の基本

著者: 中山麻美

ページ範囲:P.1330 - P.1336

Point

●発色酵素基質培地は,培養翌日に菌種の鑑別や薬剤耐性菌の有無を把握することができます.

●培養検査の目的菌が明確になっている検体に発色酵素基質培地を使用すると有益です.

●複数菌が混在するケースにおいても,経験年数に関係なく菌種の区別ができ,集落の選定に役立ちます.

●自施設の状況に合わせて培地を使用することにより,早期の結果報告に有益で,感染症診療および抗菌薬適正使用に役立つ情報を臨床に提供することができます.

遺伝子・血液

造血器腫瘍の染色体・FISH検査

著者: 井戸田篤

ページ範囲:P.1337 - P.1348

Point

●白血病やリンパ腫など造血器腫瘍の診断と予後判定は,従来の形態学的検査から,細胞遺伝学的検査に移行し,現在は病理学的分野も含め,遺伝子レベルでの解析が必要になります.

●染色体検査には異常を網羅的に検出できるG分染法(G-band法)と,特異的部位における微小なDNAの異常を検出できるFISH法があります.

●染色体検査は腫瘍の病型診断に必要であるとともに,治療の効果判定や経過モニタリングにも有用な検査となります.

その他

臨床検査を終了した既存試料(残余検体)の研究,業務,教育のための使用について—日本臨床検査医学会の見解2021年改訂を読み解く

著者: 横崎典哉

ページ範囲:P.1349 - P.1353

Point

●医学系研究を目的とした既存試料(残余検体)を使用する場合のインフォームド・コンセントの手続きの原則は,“通知と適切な同意”と呼ばれる手法である.

●通知と適切な同意が困難な場合は,適切な手続きをとるとともに,研究対象者などが拒否できる機会を保障すること(オプトアウト)により使用可能である.

●ヒトゲノム・遺伝子解析研究を目的とした既存試料(残余検体)を使用する場合のインフォームド・コンセントの手続きについては,今後の議論を見つつ慎重な対応が必要である.

●業務および教育目的で既存試料(残余検体)を使用する場合は,個人情報の保護に関する法律を順守して使用する.

トピックス

薬剤耐性グラム陰性桿菌感染症治療ガイダンス—耐性菌に関する推奨事項と微生物検査の展望

著者: 西村翔

ページ範囲:P.1304 - P.1307

米国感染症学会(IDSA)による薬剤耐性グラム陰性桿菌感染症治療ガイダンス

 薬剤耐性は増悪の一途をたどっており,特に耐性グラム陰性桿菌では耐性グラム陽性球菌と比較して,治療に難渋するケースが多い.渇望されながらも存在してこなかった耐性グラム陰性桿菌に対する治療指針が,2020年に初めて米国感染症学会(Infectious Diseases Society of America:IDSA)から,ガイダンスというかたちで公表された.まず,2020年9月にESBL産生腸内細菌目細菌(extended-spectrum β-lactamase-producing Enterobacterales:ESBL-E),カルバペネム耐性腸内細菌目細菌(carbapenem resistant Enterobacterales:CRE),難治耐性緑膿菌(difficult-to-treat resistance Pseudomonas aeruginosa:DTR-P)の3菌種を対象とした治療ガイダンスが,さらに2021年11月にはAmpC産生腸内細菌目細菌(AmpC-producing Enterobacterales:AmpC-E),カルバペネム耐性Acinetobacter baumannii(carbapenem-resistant Acinetobacter baumannii:CRAB),Stenotrophomonas maltophiliaの3菌種を対象とした治療ガイダンスが公表され,いずれも1年ごとに更新される予定で,すでに2022年3月に1度目の更新がなされている1,2)

 このガイダンスを読み解く前に理解しておくべき点が3点ある.1点目は,このガイダンスは起因菌が同定されて感受性判明後の標的治療での第一選択薬および代替薬を提示するものであり,経験的治療での抗菌薬選択や耐性機序および感受性検査法についてはほとんど言及がない点である.2点目は,耐性の分子疫学や利用できる抗菌薬は世界各国で大きな相違があり,推奨事項のなかには日本では活用できない部分もあるという点である.3点目は,GRADE(Grading of Recommendations Assessment, Development and Evaluation)システムを用いて作成され,エビデンスレベルの格付けを含むようなガイドラインとは異なり,6人の耐性菌治療に精通した感染症専門医による包括的な評価(ただしシステマティックレビューではない)に基づくガイダンスとして公表されている,という点である.

尿検体への質量分析の応用

著者: 森田賢史

ページ範囲:P.1309 - P.1311

はじめに

 質量分析(mass spectrometry:MS)は,近年,技術発展がめざましく,臨床検査への応用が期待されている.筆者らは,液体クロマトグラフ質量分析計(liquid chromatograph-tandem mass spectrometer:LC-MS/MS)を用いて,さまざまな臨床検体(血液,尿,髄液など)の生理活性脂質(後述)を測定する方法を確立し,病態との関連や臨床的意義について報告してきた.本稿では尿検体へのMSの応用について,これまでの研究成果と今後の展望について述べる.

FOCUS

「輸血のための検査マニュアル」改訂のポイント

著者: 森山昌彦

ページ範囲:P.1312 - P.1316

はじめに

 「輸血のための検査マニュアル」1)は,安全な輸血に最小限必要な知識と技術についてまとめた検査マニュアルである.日本輸血・細胞治療学会輸血検査技術講習委員会が編集・発行しており,輸血検査に必要な基本操作,ABO血液型・RhD血液型検査,交差適合試験,不規則抗体検査で構成され,初心者や日頃輸血検査に携わらない臨床検査技師にもわかりやすく理解できるよう図解を用いて説明されている.

 輸血検査を実施するための要素が詰まっているマニュアルであり,内容をよく理解することで安全な輸血検査を実施することができる.「赤血球型検査(赤血球系検査)ガイドライン」の改訂(改訂3版)に伴い,2021年6月に「輸血のための検査マニュアル」が改訂された.本稿では,今回改訂された4つの内容〔不規則抗体スクリーニング,交差適合試験,ABO亜型検査の進め方,不規則抗体陽性者(抗体同定)の対応〕について解説する.

炎症性腸疾患のバイオマーカー

著者: 岡田光貴

ページ範囲:P.1317 - P.1319

はじめに

 潰瘍性大腸炎(ulcerative colitis:UC)とクローン病(Crohn's disease:CD)は炎症性腸疾患(inflammatory bowel disease:IBD)と総称され,いずれも厚生労働省により指定難病とされた疾患である.UCは直腸部から大腸全域にかけて連続的に炎症と潰瘍が生じる疾患である.一方,CDは大腸と小腸を中心として非連続的に炎症と潰瘍が生じる疾患である.IBDの主訴は腹痛や下痢,下血であるが,これら症状の寛解と再燃を繰り返す特徴がある.IBD自体は致命的でなく若年者を中心に発症が目立ち,患者数は右肩上がりである.

 指定難病のなかでも,登録患者数はUCが2番目,CDは4番目に位置付けられており1),各医療施設におけるIBD患者の受診はもはや珍しいものではない.IBDの病態把握には内視鏡検査が必須であるが,これは患者の身体的および精神的な負担が大きいため頻繁に行えるものではない.そこで,定期通院時に血液検査によりIBDの重症度を測ることが主となっている.一方で,近年,IBDの病変部に由来する蛋白質が生体試料中に複数発見され,新たな臨床検査項目として採用されている.本稿では,IBDに対する臨床検査と,その病態把握に有用なバイオマーカーについて概説する.

過去問deセルフチェック!

がん遺伝子・がん抑制遺伝子

ページ範囲:P.1308 - P.1308

 過去の臨床検査技師国家試験にチャレンジして,知識をブラッシュアップしましょう.以下の問題にチャレンジしていただいたあと,別ページの解答と解説をお読みください.

解答と解説

ページ範囲:P.1320 - P.1320

 近年の国家試験ではがん遺伝子,がん抑制遺伝子の問題が頻出されている.その理由として,がんゲノム医療および分子標的治療の進展,臨床検査への展開が著しいことが挙げられる.がんはさまざまな遺伝子異常の蓄積が原因で生じる.この遺伝子異常には遺伝子変異(点変異,挿入,欠失など)やコピー数の異常(増幅,欠失),融合遺伝子など,さまざまなものがある.体細胞の遺伝子異常が生じると,誤った遺伝子情報により異常な蛋白翻訳が行われ,細胞・組織は変化・異常をきたし,がんを発症する.がん化に直接かかわるドライバー遺伝子としてがん遺伝子とがん抑制遺伝子があり,これらを標的とした分子標的薬の開発が進んでいる.がん遺伝子はがん細胞増殖に促進的に,アクセルとして働き,遺伝子変異や増幅,融合遺伝子により活性化される.一方,がん抑制遺伝子はがんの増殖を抑制するブレーキの働きをしているが,変異や欠失などにより,このがん化ブレーキが不活性化することでがん化に関与する.

 ドライバー遺伝子の解析は,各がん種に対する分子標的薬の開発において重要である.がん遺伝子では比較的初期に確立されたABL1の融合遺伝子が慢性骨髄性白血病のBCR-ABLチロシンキナーゼ阻害薬に,EGFR変異が肺がんなどのEGFRチロシンキナーゼ阻害薬に,ERBB2(HER2)増幅が乳がんや胃がんの抗HER2薬として使われている.新規知見として,KRAS変異はがん種を問わず,KRAS阻害薬としての利用が期待されている.

疾患と検査値の推移

急性膵炎

著者: 廣田衛久

ページ範囲:P.1354 - P.1361

Point

●急性膵炎は重症化すると致命的な経過をたどる可能性のある疾患である.

●急性膵炎は発症から数日はダイナミックに検査値が変動する.

●診断時に軽症と判定されても,その後重症化することがあるため繰り返し重症度を評価する.

臨床検査のピットフォール

造血幹細胞移植検査—フローサイトメトリーにおけるCD34測定の注意点

著者: 澤田朝寛

ページ範囲:P.1362 - P.1366

はじめに

 造血幹細胞移植において造血幹細胞を正しく評価することは,とても重要です.末梢血幹細胞採取では,造血幹細胞の指標であるCD34陽性細胞数(CD34+)が患者体重1kg当たり2.0×106個以上含まれていれば移植細胞が生着するとされていて,日本骨髄バンクでも採取目標数に設定されています1).目標数に届かない場合は翌日も採取が必要となるため,CD34+測定は,患者やドナーにとって非常に重要であることは周知の事実です.

 しかし,CD34+は少数しか存在しないため,その測定は困難が伴います.CD34+を高精度に検出する方法としてフローサイトメトリーで評価することが一般的です.造血幹細胞移植の成否を握る重要なCD34+測定の標準化を目的として「フローサイトメトリーによるCD34陽性細胞検出に関するガイドライン(JCCLS H3-A V2.0)」2)が作成されています.しかし,ガイドラインがあるにもかかわらず測定法や解析法によってCD34+が異なることが報告されています3).本稿では,CD34+を評価するときの注意点について解説します.

Q&A 読者質問箱

心筋梗塞で,PCIなどで再灌流した場合でも,心筋は壊死しているため異常Q波が残るのでしょうか?

著者: 野池亮太

ページ範囲:P.1367 - P.1369

Q 心筋梗塞で,PCIなどで再灌流した場合でも,心筋は壊死しているため異常Q波が残るのでしょうか?

A まずは,異常Q波の定義から確認していきましょう.

臨床医からの質問に答える

嫌気培養を依頼するときの注意点を教えてください.

著者: 三澤慶樹

ページ範囲:P.1370 - P.1372

はじめに

 いきなりで申し訳ないが,嫌気培養にはお金がかかる.例えば,嫌気性菌全般の分離・培養に適し,常用されるヘミン・ビタミンK加ウサギ血液寒天培地は1枚450円する.一般的な細菌培養に用いられるヒツジ血液寒天培地が1枚250円程度なのでかなり高価な培地といえる.加えて嫌気性菌は通性嫌気性菌と混在していることが多く,選択的に分離するための嫌気性菌選択分離培地を使うことがあるが,これも1枚400〜500円する.酸素を排除した嫌気条件の環境を整えなければ嫌気培養はできないし,複数菌が混在しているなかから単一菌種を分離する際にもさらに培地が必要となる.そう,嫌気培養は本当にお金がかかるのだ.

 それにもかかわらず,嫌気性培養加算として割り当てられている保険点数は122点(1,220円)でしかない.嫌気性菌検査はすればするほど赤字が膨らむ検査なのである.

ワンポイントアドバイス

コロナ禍における呼吸機能検査

著者: 情野千文

ページ範囲:P.1373 - P.1376

はじめに

 コロナ禍の現在,施設ごとにさまざまな工夫で感染対策を取り日々の生理検査を行っている.以前より時間と手間がかかるが,本当に有効な対策が見極められるまでは継続して行っていく必要がある.

 特に呼吸機能検査は患者がマスクを外して深呼吸や強制呼気を発する最も感染リスクが高い検査であり,検査実施が感染拡大につながらないよう十分な対策が必須である.

 東北大学病院(以下,当院)での現在の実践事例を以下に紹介する.

連載 帰ってきた やなさん。・35

natureデビュー!

著者: 柳田絵美衣

ページ範囲:P.1377 - P.1377

 “自家製抗体を用いて,ハムスターの切片を染色せよ!”.超高難易度ミッションが柳田に課せられた! 「これこれ.僕が作った抗体なんだ.DOCK2抗体!」とユニットのボスが持ってきた怪しげなマイクロチューブ.自家製抗体……しかもボスが26年前に作ったという得体の知れない抗体.パラフィルムで巻かれたマイクロチューブを見て柳田は思い出す…….臨床検査技師になったばかりの頃,とある大学病院の先生から「僕が作ったこの自家製抗体で,何が染まるか調べてほしい」という依頼を受けたことを(自分で作った抗体が何に陽性になるかわからないなんて,どういうつもりで作ったんだよ!).その依頼を受けたときは,ありとあらゆる正常組織&腫瘍組織切片を染めまくった.辛かったんだよ……トラウマなんだわ(遠い目).

 そして,再来……自家製抗体っ.怖ぇ〜! 染まるのか? と思いつつ,ボスに「何が対象なんですか? 症例は何がよろしいですか?」と聞くと,まさかの言葉,「ヒトとハムスターね.COVID-19感染の」.は? ハムスター? COVID-19? 今までラットやイヌやサルやブタやニワトリは染めたことがあるが,ハムスターとな? しかもCOVID-19?…….あかん! 自家製抗体というだけでも難易度が高いのにハムスター.しかも感染症! 超高難易度だわ! 「COVID-19の研究をしている先生がDOCK2との関連を発見してね.抗体を探していたそうなんだ.そこで,僕にたどり着いたってわけ.そして,僕のもとには染色が得意な柳田さんがいたってわけ.奇跡的だよね」.……そうですね,柳田にとっては恐ろしすぎる奇跡が重なったということですね.

ラボクイズ

生理検査

著者: 青木朋

ページ範囲:P.1378 - P.1378

11月号の解答と解説

著者: 下門聖子

ページ範囲:P.1379 - P.1379

書評

生殖医療ポケットマニュアル 第2版

著者: 藤澤正人

ページ範囲:P.1380 - P.1380

臨床に役立つ必携の一冊

 生殖医療に携わる医師のみならず,看護師や胚培養士といったメディカルスタッフから臨床現場の身近な情報源として愛用されてきた『生殖医療ポケットマニュアル』がこのたび改訂され,第2版が出版された.初版から約8年を経ての改訂であるが,この間にも日本の少子高齢化はさらに進んでおり,出生率の低下はわが国の将来に対する大きな問題となり,生殖医療への社会的関心や期待はますます大きくなっている.

 このような背景の中,国としても少子化問題への取り組みを加速させており,折しも2022年4月より体外受精や顕微授精といった生殖補助医療や精巣内精子採取術など,これまで助成金制度はあったが患者負担で行われてきた治療が公的医療保険の適応となった.個別化医療として発展してきた生殖医療の保険適応化にはさまざまな課題が残されているが,生殖医療への門戸がより広くなり,これまで以上に医療機関への患者受診が増えることが予測され,医療者側としてもこれまでにも増して最新の医療知識と医療における倫理観が求められるとともに,新しい生殖医療専門医の育成も重要である.

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目次

ページ範囲:P.1294 - P.1295

『臨床検査』12月号のお知らせ

ページ範囲:P.1293 - P.1293

「ラボクイズ」解答/読者アンケートFAX

ページ範囲:P.1381 - P.1381

あとがき・次号予告

著者: 八鍬恒芳

ページ範囲:P.1384 - P.1384

 10月中旬に,恒例の箱根駅伝予選会が開催されました.今年は43チームが予選会に臨みましたが,ご存じの通り本戦に臨めるのは上位10チームのみであり,予選会からすでに熱い戦いが始まっています.この予選会のニュースを聞くと「今年もいよいよ終盤だな」という思いとともに,年明けの本戦での,さらに熱いレースを期待してしまいます.選手たちがそれぞれの思いで懸命に走っている姿は,順位に関係なく感動してしまうものです.駅伝はチームで襷をつないでいくレースなので,団体競技特有の駆け引きも魅力なのですが,同時に,個人競技特有の,自分自身と向き合う重要性も持ち合わせている独特なスポーツと思います.チームと個人の力を高めていくことは,われわれの仕事にも結びつくことかもしれません.

基本情報

検査と技術

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1375

印刷版ISSN 0301-2611

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