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文献詳細

雑誌文献

臨床検査1巻9号

1957年12月発行

文献概要

グラフ

D-L型日立断層撮影用X線装置

著者: 日立レントゲン販売株式会社

所属機関:

ページ範囲:P.532 - P.532

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〔1〕日立断層撮影用X線装置の現状
 X線装置の生命は鮮鋭なるX線写真を簡易操作で得られる点にあり,この点断層撮影装置の如く高度の撮影技術を要求される装置においては特に重要性を増すわけであります。この目的に合致する断層撮影装置として日立は油圧駆動方式と精密機械工作をもつてD-L I型,D-LII型装置を製作しております。最近実用の段階に入つた装置に同時多層撮影装置と連続自動サツエイ断層装置があります。
 同時多層撮影装置にはD-LI型,D-LII型とも簡単に改造できます。連続自動断層撮影装置(D-LIII型)は写真鮮明度を一回曝射一層撮影のD-LI型と同位にし,かつ截断面の上下,カセツテ位置変位等すべての截断面の撮影操作を釦押1コ押すのみで行うことのできる,最新の断層撮影用X線装置であります。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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