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座談会
胸部レ線撮影について(Ⅱ)
著者: 樫田良精1 田坂晧2 綱川高美3 関忠孝4 樋口喜代治5 松村義寛6 松橋直7 高橋昭三8
所属機関: 1東大臨床検査部 2東大 3結核予防会保生園 4都立豊島病院 5岩手医科大学 6東女医大生化学 7東大血清学 8東大細菌学教室
ページ範囲:P.534 - P.542
文献購入ページに移動樫田 それからバツト現像の良いコースを一つお願いしたいですね。
樋口 先ず生フイルムを扱うところは,必ず完全な暗室でないといけません。大抵の場合暗室は非常に汚ない,湿度は露点に近い状態でございます。これはそこに働く者だけではどうにもならない設備の問題ですが,出来るだけ清潔にすることが大切です。水流しは酸及びアルカリに耐える材質を用うることが大切で一般には鉛板張りかコンクリートで作るのが安あがりです。
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