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文献詳細

雑誌文献

臨床検査10巻1号

1966年01月発行

文献概要

技術解説

屈折計による検査—その原理・実地上での手技の注意・応用

著者: 折田義正1

所属機関: 1阪大・阿部内科

ページ範囲:P.23 - P.30

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屈折計を用いる検査
 屈折計は各種の溶液の濃度を少量の試料で迅速に測定できる利点を有するため,石油工業,食品工業などに使用されている。臨床検査の分野においてもReissが1904年に血清および滲出液の蛋白濃度と屈折率との関係を検討して以来,各種の血清蛋白計が製作され頻用されることとなつた。また血清蛋白濃度測定以外の分野にも屈折計の応用がみられている。本稿ではまず屈折計に関連ある光学的事項を解説し,これに関連して実地上の手技の注意点にふれ,また,応用面で著者らが試みた工夫について述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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