文献詳細
文献概要
外国雑誌から
真の血糖値は?,他
著者: 吉野二男1
所属機関: 1神奈川県立成人病センター
ページ範囲:P.74 - P.75
文献購入ページに移動 1927年Somogyiが血糖測定法を発表して以来,その方法が真の血糖値を測る方法とされていたが,酵素法が発表されて,それが真の血糖値であるといわれ,はたしてどちらがほんとうに真の血糖値といってよいかむづかしくなった。
そこで,筆者は,除蛋白液を作る際に,水,水酸化バリウム,硫酸亜鉛の加える順序を変えて,3通りの除蛋白液を作り,それに,それぞれSomogyi-Nelson法,Glucose Oxidase法,Coupled Hexokinase法で測定してその値を比較検討した。
そこで,筆者は,除蛋白液を作る際に,水,水酸化バリウム,硫酸亜鉛の加える順序を変えて,3通りの除蛋白液を作り,それに,それぞれSomogyi-Nelson法,Glucose Oxidase法,Coupled Hexokinase法で測定してその値を比較検討した。
掲載誌情報