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文献詳細

雑誌文献

臨床検査10巻12号

1966年11月発行

文献概要

特集 グラフ特集臨床検査の基礎 血液検査の基礎的手技

血球計算

著者: 寺田秀夫1

所属機関: 1昭和大学臨床病理

ページ範囲:P.128 - P.133

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 正しく迅速に血球計算を行なうことは,医師としての第一歩であり,またテクニッシャンにとっては基本的な素養である。しかし案外馴っこになって粗雑なやり方になっていないだろうか。近年自動血球計数器のいろいうな型のものができて,現在の趨勢では独立した血液検査室を有する全国主要病院108のうち,すでに32%の検査室で赤血球は自動的に計算されており,急速に増加しつつある状態である。
 しかしながら本来のメランジュールならびに計算板を用いる算定法は決して不必要なものでなく,患者のBed-sideからの検査や救急検査として日常欠くことのできないもので,大病院の検査技師が自動血球計数器に馴れて,計算板を用いる赤血球算定ができないようなことがあってはならない。以下各種血球の算定法のあらましをグラビヤで説明していこう。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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