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文献詳細

雑誌文献

臨床検査10巻3号

1966年03月発行

文献概要

グラフ

肝臓の形態

著者: 森亘1

所属機関: 1東京医科歯科大学医学病理学教室

ページ範囲:P.198 - P.199

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 肝臓は人体における最大臓器の一つで,その重量は日本人成人でおおよそ1,200-1,4509位といわれる.腹腔内右上方に位置し,横隔膜の下に吊られたような恰好で保持されている.肝動脈,門脈,両系統の血液供給を受け,それは類洞(ジヌソイド)と呼ばれる毛細管網を通過する際に肝細胞と密な接触をもった後,肝小葉中心静脈から肝静脈を経て直ちに下大静脈に灌ぐ.また肝臓は胆管系によって十二指腸と連絡し,その途中には胆嚢の分岐を有する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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