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研究
ジアゾニウム塩による血清GOT活性の簡易測定法
著者: 永井諄爾1 那須倫子1 宮崎純子1
所属機関: 1九州大学医学部附属病院中央検査部
ページ範囲:P.478 - P.479
文献購入ページに移動1958年KalnitskyとTapley2)がp-nitroanilinediazoniurn chlorideとオキザロ酢酸とが特異的に反応して,formazan色素を作ることを利用して,オキザロ酢酸の比色定量法を考案した。これを基礎にして1962年にBabsonら3)は図1に示すようなジアゾニウム塩のうち,6-benzamido-4-methoxy-m-toluidine diazoniumchloride**によってオキザロ酢酸を定量し,これから血清GOT活性を測定する方法を発表した。
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