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文献詳細

雑誌文献

臨床検査10巻6号

1966年06月発行

文献概要

技術解説

線維素溶解現象測定法の実際—ユーグロブリン溶解時間法・フィブリン平板法

著者: 風間睦美1

所属機関: 1東京大学医学部吉利内科

ページ範囲:P.520 - P.525

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 血中線維素溶解(以下線溶)現象測定法にはこれまで多数の方法が報告されてきたが1)12)13),これらを大別して線溶の変動を全体として把握する方法と,線溶各段階ないしこれに関係する個々の酵素の測定法とがあるが,後者についてはなお満足すべきものはほとんどなく,現在臨床検査としては前者が広く用いられる。そしてこれにも多くの方法があり,それぞれ一長一短があるが,ここには基質としてフィブリノーゲン(Fbg)を用い,比較的簡単でかつ感度も高く,臨床検査に適すると思われるものについてのみ述べることとする。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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