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文献詳細

雑誌文献

臨床検査10巻6号

1966年06月発行

文献概要

技術解説

尿,血液測定の使いわけ—中検の業務,精度維持に関連して

著者: 石井暢1

所属機関: 1昭和大学医学部臨床病理学

ページ範囲:P.526 - P.528

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はじめに
 臨床検査で分析の対象となるものは,ほとんどすべて患者からの材料である。すなわち検査室においては患者材料について種々の解析をおこないこれによって得られた正しい情報を細大もらさず臨床に還元し,それによって疾病の診断,治療方針の確立,治療効果,予後の判定などに貢献することが主要の任務である。
 したがって一般に検査室では上記の目的に沿うべくつねに努力を傾け,提供すべき情報はできうるかぎり精密正確に心がけ,かつ迅速を旨としている。また時と場合によっては,精度を相当犠牲にしても即刻結果を報告しなければならないこともあろう。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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