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文献詳細

雑誌文献

臨床検査10巻7号

1966年07月発行

文献概要

グラフ

高圧滅菌器

著者: 清水喜八郎1

所属機関: 1東京大学付属病院中央検査部

ページ範囲:P.609 - P.613

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 滅菌とは,すべての微生物を殺すことであり,目標とするものは,枯草菌の芽胞である。枯草菌の芽胞は,水蒸気の飽和状態で,117℃10分位が必要である。高圧滅菌は,もっとも完全な滅菌法であるが,水分の多い条件で困るもの,120℃で変質するものには用いることができない。
 使用済のものを滅菌する場合は,考慮を必要としないが,これから使用するものには,滅菌後,使用にたえる状態であることが,必要であることは,いうまでもない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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