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真菌検査法総論—≪その4≫子嚢菌類—Penicillum属—・不完全菌類
著者: 川北祐幸1
所属機関: 1順天堂大学細菌学教室
ページ範囲:P.626 - P.630
文献購入ページに移動Penicillium属
本菌属による,肺感染症,菌腫,尿路感染などの報告もあるが,病原菌としては疑問であり,単なる寄生性のものとの区別は困難である。Penicillin産生,チーズカビとして有名である。
代表的な菌種は150種以上あり,分布も広くコロニーの色調や分生子柄の先端部のPenicillusペニチラスを基準にした分類が行なわれているが培養条件や時間により相違がはなはだしいので,分類・同定は,一層困難である。
本菌属による,肺感染症,菌腫,尿路感染などの報告もあるが,病原菌としては疑問であり,単なる寄生性のものとの区別は困難である。Penicillin産生,チーズカビとして有名である。
代表的な菌種は150種以上あり,分布も広くコロニーの色調や分生子柄の先端部のPenicillusペニチラスを基準にした分類が行なわれているが培養条件や時間により相違がはなはだしいので,分類・同定は,一層困難である。
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