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文献詳細

雑誌文献

臨床検査10巻7号

1966年07月発行

文献概要

私のくふう

便利なツェーデル油の使い方

著者: 森田充1 高橋昭三2 水木保34

所属機関: 1市立静岡病院中央検査科 2東大細菌 3東洋レーヨンKK 4愛媛工場附属病院

ページ範囲:P.694 - P.695

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 血液像,細菌検査等のツェーデル油を使用する仕事に従事している方でツェーデル油が手や他の物に付いたりして,いやな思いをされたことがたびたびあると思います。そこで太目の針をつけた2〜5cc位の注射器にツェーデル油を入れ標本面に適量押しだして使いますと,手に付着する心配もなく適量とることができるので便利です。使用後はゴム栓を針先に刺して手近な場所に置けば乾燥も防げ,ツェーデル油が出る心配もありません。また標本がたくさんある場合,使用時いちいちゴム栓をはずしたり,つけたりするのは面倒ですので顕微鏡の近くに紙かガーゼをおき,その上に置くだけでも粘りがあるので自然流出することはめったにありません。2ccの注射器で血液像が約120枚見れます。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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