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文献詳細

雑誌文献

臨床検査11巻12号

1967年12月発行

文献概要

特集 簡易臨床検査法 尿

テス・テープ,ウロペーパーA法,ウロペーパーB法,ウロメトリー

著者: 林康之1

所属機関: 1順天堂大学医学部臨床病理学教室

ページ範囲:P.880 - P.883

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テス・アープ
1.意義
 尿中ブドウ糖の定性および半定量に利用する。尿中ブドウ糖陽性は,血糖値が域値(健康人では170mg/dlといわれる)を越える場合か,腎域値の低下した場合におこる。前者は過血糖性糖尿,後者を腎性糖尿といって治療上厳密に区別される。尿糖検査は実際に糖尿病治療上の指針となり,スクリーニングテストとしても過血糖をきたすすべての疾患の発見に役立つ重要な意義がある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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