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文献詳細

雑誌文献

臨床検査11巻12号

1967年12月発行

文献概要

特集 簡易臨床検査法 血液

アミラーゼ

著者: 丹羽正治1

所属機関: 1国立小児病院検査科

ページ範囲:P.902 - P.905

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アミラーゼ管法とは
 テミラーゼ(AM)活性の簡易測定法としてはわが国ではWohlgemuth法が広く用いられている。この方法では特殊な器具は必要でないが1検体について対照を含めて11本の試験管と37℃ 30分間の保温も必要になるため,所要試験管の数を減らしたり,所要時間を短縮するため種々の工夫がされた。しかし,どの方法でもデンプン液をしばしばつくりかえなければならなかった。
 下記のAM管は,1回の検査に必要なデンプンなどを長期保存可能な乾燥状態でアンプルに封じたものである。これによれば1検体1本の管で,数分間で検査をすますことができる。本法はその簡易迅速性から考え,実地医家の日常検査や病院の救急検査などの場合に適当した方法である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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