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文献詳細

雑誌文献

臨床検査11巻12号

1967年12月発行

文献概要

特集 簡易臨床検査法 血清

リウマチ,その他の簡易血清検査法

著者: 徐慶一郎1

所属機関: 1関東逓信病院検査科

ページ範囲:P.929 - P.932

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CRP Test(協和薬品,Difco,など)
1.意義
 身体の一部に炎症や組織の退行変性があるとその患者の血清中に肺炎球菌の体成分のC多糖体と反応する特殊な蛋白があらわれる。これはβグロブリン分劃にありC多糖体と反応するのでC反応性蛋白(C-reactive Protiein CRP)とよばれている。このCRPは発病後間もなく血清中にあらわれ,病期の極期をすぎるとただちに消えてしまう。したがってCRPを検出すろことによって,その患者のどこかの組織に病変のあることが探知出来,また症状の軽重や予後の判定に役立つ。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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