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文献詳細

雑誌文献

臨床検査11巻12号

1967年12月発行

特集 簡易臨床検査法

輸送培地

著者: 高橋昭三1

所属機関: 1結核予防会結核研究所

ページ範囲:P.961 - P.964

文献概要

 リン菌の培養をおこなうときは,GC培地などの培地を,37℃にあたためておき,患者から検体をとったらすぐに接種しなければならない。そのようにできない場合,検体をなるべく早く培地に接種しなければならないが,検体を室温で30分おいたら,検出率はいちじるしく低下するであろう。
 輸送培地は,検体をその中に入れておけば,室温で12〜24時間ぐらいは,多少の検出率の低下はあっても,上記の場合の,最もよい接種条件をたもつような培地である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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