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特集 簡易臨床検査法
輸送培地
著者: 高橋昭三1
所属機関: 1結核予防会結核研究所
ページ範囲:P.961 - P.964
文献購入ページに移動 リン菌の培養をおこなうときは,GC培地などの培地を,37℃にあたためておき,患者から検体をとったらすぐに接種しなければならない。そのようにできない場合,検体をなるべく早く培地に接種しなければならないが,検体を室温で30分おいたら,検出率はいちじるしく低下するであろう。
輸送培地は,検体をその中に入れておけば,室温で12〜24時間ぐらいは,多少の検出率の低下はあっても,上記の場合の,最もよい接種条件をたもつような培地である。
輸送培地は,検体をその中に入れておけば,室温で12〜24時間ぐらいは,多少の検出率の低下はあっても,上記の場合の,最もよい接種条件をたもつような培地である。
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