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文献詳細

雑誌文献

臨床検査11巻13号

1967年12月発行

文献概要

私の工夫

時間を短縮して血清高濃度尿素窒素値を測定する方法(ユニグラフ法)

著者: 出原朗1 青木哲雄1

所属機関: 1常滑市民病院

ページ範囲:P.1050 - P.1050

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 ユニグラフを用いて血清尿素窒素値を測定する方法は広く行われておりますが高濃度尿素窒素値を測定する場合は従来,稀釈法が行われ稀釈液として生理食塩水,プール血清,3%アラビアゴムが用いられておりますが稀釈することによって粘稠度が変化したり又操作に手数がかかったりして問題が多く余り良い方法とは言えませんでした。そこで私達はユニグラフの指示層の呈色の高さが尿素窒素量に比例することに注目し次の方法によって血清を稀釈せず時間を短縮して血清高濃度尿素窒素値を測定する方法を考えましたので報告します。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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