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入門講座 生化学
試薬の作り方と選び方(1)
著者: 松村義寛1
所属機関: 1東京女子医科大学生化学
ページ範囲:P.142 - P.142
文献購入ページに移動 臨床検査に用いられる試薬は数百種を超えているが,日常検査に必要なものの多くは市販の調製試薬あるいはキットにたよることができるようになった。分業による経済的利益の他に,同一の組成のものが広く用いられるのは検査結果の統一の上にも望ましいことである。
しかしながら,試薬の性質によっては極めて変質しやすいものもあり,短時日の間に使用不適当となるものもあるので,そのような試薬は各検査室において使用直前に調製しなければならない。ことに生物的製剤,酵素,助酵素,タンパク,ビタミンなどに関するものは調製後,ただちに使用することが望ましいものが多く,保存するさいも,低温(5°以下)あるいはジープフリーザー(—20℃以下)中に保管しなければならないものが多い。
しかしながら,試薬の性質によっては極めて変質しやすいものもあり,短時日の間に使用不適当となるものもあるので,そのような試薬は各検査室において使用直前に調製しなければならない。ことに生物的製剤,酵素,助酵素,タンパク,ビタミンなどに関するものは調製後,ただちに使用することが望ましいものが多く,保存するさいも,低温(5°以下)あるいはジープフリーザー(—20℃以下)中に保管しなければならないものが多い。
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