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文献詳細

雑誌文献

臨床検査11巻2号

1967年02月発行

文献概要

入門講座 生理

心電計の扱い方(2)

著者: 蔵本築1

所属機関: 1東大病院中央診療部心電図室

ページ範囲:P.144 - P.144

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心電図のとりかた
 心電図検査室は明るく,清潔で,室温も22〜25℃に保たれ,ゆったりとして患者の気分を和らげるように室内の配置を考えることが望ましい。心電図をとるベッドもスプリングマットレスの大きめのものが患者の緊張を除き,また患者の体を平等に支えるので筋電図障害なども少ない。ベッドには絶縁シートを敷きその端子およびベッドの足からもアースをとっておく。アースは検査室内のアース端子からとるが,それのない場合は水道の蛇口からとる。
 心電図のとり方を順をおって説明すると,1)心電計のアース端子からアースをとり,電源コードをつないで心電計の電源スイッチを入れる。真空管式心電計では心電計の安定するまで3〜5分かかる。全トランジスター式心電計はすぐに安定する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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