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文献詳細

雑誌文献

臨床検査11巻6号

1967年06月発行

文献概要

入門講座 細菌

滅菌試験管の持ち方

著者: 高橋昭三1

所属機関: 1東大医学部細菌学

ページ範囲:P.439 - P.439

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 ここにいう滅菌試験管とは,綿栓(キャップ)でふたをした滅菌試験管のことで,中は無菌的であり,培地,無菌血液が入ったものまでふくめて考える。
 滅菌試験管を手に持つ時は,綿栓などをとって,中にエーゼ,滅菌ピペットなどを入れて実験をおこなうときである。それで,滅菌試験管のもち方をみれば,その人の熟練の程度がわかるとさえいわれるのである。すなわち,無菌操作の第一段の手技である。人の手のかたち,大きさがいろいろであるから,滅菌試験管の持ち方は,いろいろやってみて,自分の持ち方をきめねばならないが,操作の目的にかなう持ち方をしなければならない。その基本について,説明してみたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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