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講座 臨床生化学講座Ⅲ
非蛋白性窒素(NPN)
著者: 松田誠1 藤沢洌2
所属機関: 1東京慈恵会医科大学医化学教室 2東京慈恵会医科大学高橋内科
ページ範囲:P.447 - P.452
文献購入ページに移動蛋白質は脂質,糖質とはことなり,窒素(N)を含んでおり,体内のN化合物は,ほとんど食物としてとった蛋白質にその原料をあおいでいる。体の中でもN化合物の大部分は蛋白質である。血液をはじめ体液中には,蛋白質以外のN化合物,いわゆる非蛋白性窒素NPNといわれるものが含まれているが,これは量的には少ないけれど蛋白質代謝の中間物,ないし最終産物を含み,臨床生化学上意味の大きいものである。
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