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文献詳細

雑誌文献

臨床検査11巻7号

1967年07月発行

文献概要

綜説

臨床検査機械の進歩—わが国の最近の動向を中心として

著者: 樫田良精1

所属機関: 1東大病院中央診療部・中央検査部

ページ範囲:P.475 - P.481

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まえおき
 臨床検査法の最近の急速な進歩と,この新しい方法の日常診療への活発な導入は,いろいろな意味で今日の医療の姿を大きく変えつつあるが,このことは中央検査室システムや簡易検査法の普及していなかった頃の状態を顧みれば,明らかである。しかしながら各種の臨床検査の日常化・集中化の発展は単に新しい臨床検査機器の開発にとどまらず,さらに検査システムの自動化の方向へ進んでおり,近い将来において,広義の臨床検査機械は医療施設近代化の大きな柱としていっそうの飛躍をとげるものと予想される。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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