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文献詳細

雑誌文献

臨床検査11巻7号

1967年07月発行

文献概要

技術解説

オートアナラィザー—その保守と点検

著者: 笠原政幸1

所属機関: 1テクニコン社学術部

ページ範囲:P.482 - P.486

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はじめに
 オートアナラィザー(以下AAと略記する)は一般にSampler(試料盤),Proportioning Pump(比例秤量ポンプ),Dialyzer(透析槽),Heating Bath(加熱槽),Colorimeter(比色計).Recorder(記録計)で構成されている。以下この基本的なAA一式の保守,点検について述べよう。詳しくはテクニコン社のマニュアルに記載されているので参照されたいが英文であり,しかも煩雑である。したがってアメリカン・コマーシャル株式会社発行の「オートアナライザー修理法」を参照されるとよい。ここでは必要最少限度の範囲にとどめることにする。なお,修理の技術的な面については省略し,他の機会にゆずる。
 日本,アメリカで初期に発売された機械が今なお,検査室で使われている事実から,保守,点検に十分留意すれば長期の使用に耐え得る機械であると考えられる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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