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文献詳細

雑誌文献

臨床検査11巻7号

1967年07月発行

文献概要

研究

C反応性蛋白検査としてのC-Reactive Protein-Latex Test(Sylvana)について

著者: 小林稔1 金山昭平1

所属機関: 1神戸大学医学部附属病院中央検査部

ページ範囲:P.536 - P.538

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はじめに
 CRP反応は非特異性反応ではあるが炎症性疾患およびその他組織の崩壊をきたす疾患などの存在を指示するばかりでなく鑑別診断上参考になるのでroutineの試験として最も頻度の高いものの一つである。従来わが国で実施されているCRP反応は毛細管沈降法(以下毛管法)であって試薬もDifco社はもとより国産品としても幾種類かの会社から販売されている。
 一方抗CRP抗体をポリスチロールラテックス粒子に吸着させ患者血清中のCRPを凝集反応の形で検出する方法も行なわれscreeningとしてばかりでなく定量的にも合理的であるとしてとりあげられてきた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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