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文献詳細

雑誌文献

臨床検査12巻10号

1968年10月発行

文献概要

グラフ

薄層ゲル濾過法によるタンパク分析

著者: 河合忠1 青木紀生1 山岸安子2

所属機関: 1日大臨床病理 2日大付属病院中央検査科

ページ範囲:P.699 - P.706

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 SephadexG−200superfineの有する分子筋効果を利用して,血清タンパクを分離する薄層ゲル炉過法によると,分子の大きさからA分画,G分画,M分画の3分画に分けることができる。本法は微量の検体で定性のみならず定量も可能で,これに免疫を応用すれば,さらに多数のタンパクの同定も可能である。
 本法は,特に異常タンパク血症の鑑別診断法として有用な,新しいタンパク分画法であり,また,各タンパクの移動距離から,目的とするタンパク成分のおおよその分子量を知ることもできる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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