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マイクロタイター法の実際
著者: 富山哲雄1
所属機関: 1東大分院中央検査部
ページ範囲:P.227 - P.233
文献購入ページに移動 血清反応の領域においても,旧態依然としたマクロなピペットー試験管法を脱脚して,微量の検体を用いて,簡便,迅速,能率よく,しかも正確に多種目の検査をすすめようとする努力がつづけられてきた。その一つとしてピペット,試験管に代るドロッパー,稀釈ループ,プラスチック板を用いる画期的なマイクロタイター法が考案され,一部ではかなりの普及をみている。当検査室では,本法をウイルス血清検査等に常用し,能率的に検査をすすめているのでここにその実際的な取り扱い法を紹介したい。
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