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文献詳細

雑誌文献

臨床検査12巻4号

1968年04月発行

文献概要

研究

尿沈渣染色液"Sedi-Stain"の使用経験

著者: 猪狩淳1 関口よしみ2 桜井糸子2 大野志津枝2

所属機関: 1順天堂大学医学部臨床病理学教室 2順天堂大学付属病院中央検査部

ページ範囲:P.289 - P.290

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はじめに
 尿沈渣の種類を鑑別し,数量を明らかにすることは諸疾患の診断に重要な参考所見を提供し,特に腎疾患では重要な意義をもち,従って検査される頻度も高い。
 尿沈渣鏡検は技術的には極めて簡単な方法であるが,沈渣の判定は非常にむずかしい点が多く,技術者の経験によっても大きな差をきたす検査である。したがって少なくとも誤認はさけたい,簡単に誰にも判別出来るようにしたいというところから染色法が考案されるようになって来た。これまでに染色法についていくつかの報告がある1)2)3)4)5)6)7)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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